トヨタが提供する車のサブスクであるKINTOの契約には、まずローンの審査を通過する必要があります。審査を通過しないことには、契約ができないので、KINTO審査が甘いのか激辛なのか、気になっている人も多いはず。
そこで、本記事では、KINTOの審査が甘いのか、激辛なのか、はたまた主婦や無職、自己破産ブラックリストでも通るのか、調査した結果を紹介していきます。
KINTOの審査は甘い?激辛?
結論から言うと、KINTOの審査は、「甘め」です。
主要なカーリスー会社と同等、もしくはそれ以下といわれています。KINTOの審査が甘いとい言われるのには、いくつかの理由があります。それらの理由については、次から見ていきましょう。
KINTOの審査が甘いと言われる理由を解説!
KINTOの審査が甘いと言われる理由には、以下のような理由が挙げられます。それぞれ詳しく解説していきますね!
トヨタがKINTOを広めたいから
KINTOの審査は、トヨタファイナンス株式会社が行っています。トヨタファイナンスは、名前にトヨタが付いているだけあり、トヨタの子会社です。同じトヨタグループが審査を行う上、トヨタはKINTOを広めて事業拡大を狙いたいため、審査が比較的甘いと考えられます。KINTOならではの審査基準といえるでしょう。
主婦や無職の人・学生でも審査に通る場合があるから
KINTOの審査では、主婦や無職の人、学生でも通ることがあるそうです。主婦は配偶者がいるため、通ることも理解できますが、安定した収入源のない無職の人や学生でも通るため、審査が甘いといわれています。
もしかすると、それらの人達が審査を通過したのには、「頭金」が関係しているかもしれません。KINTOの審査に頭金なしで一度落ちた人であっても、頭金をいくらか支払う前提でもう一度審査をすると、通った人もいるようです。
KINTOの審査に通るためのポイント!
比較的甘いといわれるKINTOの審査ですが、中には落ちてしまう人もいます。そこで、KINTOの審査に通るポイントを解説していきますよ。KINTOの利用をしたい人は、知っておいて、損はない情報です。
自身の収入で無理なく支払いできるか
KINTOの審査は比較的甘めですが、自分の収入で無理なく支払いができるかどうかも重要なポイントです。KINTOの利用を希望する人の中には、その他のローンを利用している人もいますよね。
そのため、KINTOのリース料とその他のローンの料金が、収入の1/3程度で収まっていると、通りやすいといえます。例えば、年収300万円の人だと、1/3は90万円となり、12ヶ月で割ると7.5万円が月の返済額として上限です。
月額料金が高い車種を選んでしまうと、審査に落ちやすくなってしまう可能性があるので、月額7.5万円の車種ではなく、月額4万円~6万円程度の車種など、身の丈に合った月額料金の車種を選ぶことも大切ですよ。
全ての借入金額が収入の1/3を越えてくると、審査に通りにくくなる可能性が高くなるので、KINTOの利用前には一度、自分のローン状況を確認しておくとよいでしょう。
信用情報(CIC)に履歴が残っていないか
KINTOの審査では、個人信用情報機関(CIC)に問い合わせて、債務整理・支払いの滞納・自己破産などの金融事故の経歴を確認します。これは、KINTOに限ったものではなく、大きな金額の物を購入する際には、ほぼされることです。
この個人信用情報機関はCICだけでななく、他にもJICC・KSCの2社存在しています。これらの個人信用情報機関は、全ての会社に同じ情報があるのではなく、CICに情報はなくともJICCには情報があるというように、登録されている情報が違うのが特徴です。
そのため、JICCに履歴が残っていたとしても、CICに履歴が残っていない場合、KINTOの審査ではCICに問い合わせをして確認するので、審査に通るといえます。
しかし、反対にJICCに履歴が残っていなくともCICに履歴が残っていれば、審査に通過ができません。個人信用情報機関は全てで3社ありますが、全てに問い合わせをすると審査を通過できる人が少なくなりますが、1社だけであれば、比較的通過しやすくなるのです。
それらのことから、KINTOの審査に通るためには、CICに履歴が残っていないかどうかも、ポイントとなります。
自己破産・ブラックリストでもKINTO審査に通る?
残念ながら、自己破産をした・債務整理をした・ブラックリストとして登録されている人は、甘めといわれるKINTOの審査にも通りません。いずれも金融事故後、5年はCICに履歴が登録されるので、KINTOで審査を通過するためには、金融事故後、5年以上が経過している必要があります。
KINTOの審査に通らない人の中には、自分では審査に通らないので、親や配偶者に契約者になってもらい、金融事故の履歴が消えた後に契約者の名義を自分に変えればよいのでは?と思う人もいるでしょう。
KINTOでは、親や配偶者が契約した車両に、自分が乗ることはできます。しかし、KINTOの契約では、途中で契約者の名義変更はできないので、後で名義変更すればいいやと思って、他の人の名義で審査・契約をしてしまうと、後で困ることになりかねないので、しないようにしましょう。
KINTOの審査は甘い?激辛?まとめ
KINTOの審査は、自社の子会社が審査を行うのに加え、個人信用情報機関には1社しか問い合わせないので、他の主要なカーリース会社と比べると、「甘め」です。
そのため、これまでに主婦だけではなく、無職の人や学生であっても審査に通過したことがあります。どういった理由で、主婦・無職の人・学生の人が審査を通過しているのか明確にはわかりませんが、比較的甘めの審査なので、KINTOを利用したいと思っている人は、諦めずに申し込みをしてみてください。