カーリースに興味を持っている人は、審査がどれくらい厳しいのか気になるのではないでしょうか。
ニコノリは、ほかのカーリースと比べて安い部類に入るリース会社です。
ですが、一番気になるのがリース料金が安いので、審査が厳しいのではないかとか、サービスが悪いのではないかと不安になるかもしれません。
本記事では、ニコノリの審査が厳しいのかや、審査基準なども紹介していきましょう。
ニコノリの審査は本当に厳しい?
先に結論を言うと、ニコノリは他のカーリースと比べて審査が通りやすいようです。
次は、ニコノリの審査が、どれくらい厳しいかについて紹介をしていきます。
クレジットカードの審査に近い
どのカーリース会社で契約をするにしても、必ず審査というものがありますが、そのハードルというのは決して高くはありません。
ニコノリの審査については、公式サイトにも公開されていないようです。
ですが、どこの信販会社が審査をするのかは、公式サイトのリンク集を見ると大体わかります。
ニコノリの審査は、以下の信販会社が行うようです。
- 株式会社 ジャックス
- 株式会社 アプラス
以上のような信販会社が審査をするので、クレジットカードの審査に近い内容であることがわかります。
「公共料金の支払いが」という言葉に対して、ドキッとする人もいるかもしれません。
ご自身での審査通過が難しい場合は、保証人をつけるなどご家族の協力があれば、審査を通過することができる場合もあります。
ニコノリの審査基準
多くの人は、「審査」について身構えるかもしれませんが、審査基準については、詳細は明かされていません。
ただ、審査に通るには「個人情報」「信用情報」などが、必ず必要になるのです。
審査には住民票などの住所や氏名など、そこまで重要ではありません。
実際に審査で一番重視されるのは、「年収」「職業」「継続年数」というような情報なのです。
それでは、ニコノリの審査が、キャッシングローンよりも通りやすいのかや、審査されるポイントなどを紹介していきましょう。
キャッシングローンより通りやすい
カーリースはキャッシングローンよりも、審査が通りやすいといわれています。
カーリースの審査というのは、お金の貸し借りではなく、車の貸し借りなので年収の3分の1までの金額じゃないと、リースはできないというような規定はないのです。
お金の貸し借りではないので、キャッシングローンよりも通りやすい可能性は高いでしょう。
審査されるポイント
カーリースの審査を通過するには、色々なポイントがあります。
そのポイントとは何かについて、一つ一つ紹介をしていきましょう。
①年齢
カーリースは、未成年者でもリース契約ができますが、その場合は親権者が連帯保証人になる必要があります。
ニコノリだけではなく、ほかのカーリースも同様で未成年者の契約者には連帯保証人が必要なのです。
逆に、高齢者の場合は運転の頻度や事故歴などを確認される場合があります。
それにより、審査に通らない可能性もあるのです。
また、年齢は支払い能力を判断するうえで、審査対象となるケースが多いです。
一般的には20歳から75歳までというような、年齢制限が設けられていることが多いです。
②属性
審査には、職業や勤め先など雇用形態が重要となる場合が多いです。
なぜなら、支払いが確実にできるのかが信用問題となるからです。
契約社員よりも正社員のほうが、信用度が高く、さらに継続年数も長いほうが有利になる場合が多いといえます。
属性に関しての審査基準は、安定した収入があるかどうかのチェックです。
勤務先名が有名な企業の場合は、会社の規模や収入の安定性なども、判断しやすくなります。
なので、公務員や大手上場企業に務めている場合は、審査で有利になるケースもあるでしょう。
また、パートやアルバイトの場合は、収入の安定性が正社員よりも低いと判断されてしまう場合があります。
雇用形態も審査基準の一つではありますが、非正規雇用だからと言って絶対に審査が通らないというわけではありません。
ほかにも、継続年数も安定した収入が得られるのか、審査に大きく影響するポイントといえます。
ですが、勤続年数が1年以下の場合は、審査に通らないこともあります。
筆者はオリックスカーリースでリース車を利用していましたが、年収240万でも審査に通過しました。
勤続年数は16年だったので、年収が低くても審査に通過したのだと思われます。
なので、年収が低くても勤続年数が長ければ、審査に通りやすくなるというのは間違いありません。
③年収
カーリースでは月額料金を滞りなく支払えるかが重要で、支払い続けられる能力があるかが審査基準となります。
カーローンの場合は、年収200万円以上が目安となっていることを考えると、カーリースでも同じくらいの年収が目安となるでしょう。
ですが、カーリースの審査は年収を含めた色々な項目に対し審査されるので、年収200万以上でも審査に落ちるケースもあります。
④住居
住居は出来る限り持ち家のほうが、審査が有利になります。
たとえ、住宅ローンが残っていたとしても、家自体が資産となるので評価対象となるのです。
ただ、住居などの資産は補助的に見られるので、賃貸住宅だから審査に不利というわけではありません。
賃貸住宅であっても、支払い能力があると判断される場合は審査に通過する可能性もあります。
⑤債務履歴
銀行や消費者金融から科仕入れなどをしているかどうかも、審査対象となります。
高額な借入がある場合は、支払い能力がないと判断されるので審査落ちする可能性が高くなります。
現在の借入状況だけではなく、過去の借入状況の履歴も審査基準となるのです。
クレジットの支払い状況は、CICやJICC、KSCというような信用情報機関に、記録されているのです。
審査基準は信用情報機関の記録をもとに、個人信用情報をチェックされ支払い能力が判断されます。
過去に自己破産や任意整理など、支払いの遅延や未払いがあれば審査では不利になる可能性も考えられます。
ニコノリの審査に落ちている人の特徴と対処法
ニコノリの審査に、落ちてしまう人もいます。、
しかし、どうして審査に落ちてしまったのかという理由がわからない場合が多いですし、どうして落ちたのかについて問い合わせても、「開示できません」という理由で、教えてもらえません。
審査に落ちやすい人の特徴は、何なのかについて理由を考えてみましょう。
1.年収が低い・不安定
アルバイトや派遣社員で年収が200万円以下の場合は、審査に通ることはほとんどありません。
審査の判断材料となるのは、年収と勤続年数と雇用形態です。
例えば、自営業でカーリースを利用しようとしても、収入の保証がないという理由で審査に通らないこともあります。
条件がひとつだけ不適切でも、ほかでカバーできていれば審査に通る可能性は高くなるのです。
しかし、すべてにおいて不利な条件の場合は、審査が甘いといわれるリース会社でも、審査に通ることはありません。
具体的な不利になる典型を言えば、以下のような条件でしょう。
- 年収:200万円以下
- 雇用形態:アルバイト
- 勤続年数:1年以下
以上のような場合で、リースの審査に通そうというのは無謀の何物でもありません。
勤続年数が短いと仕事がまだ安定していないと判断されたり、収入がいつなくなるかわからないとも判断される可能性もあります。
なので、最低でも勤続年数が3年以上でないと、審査落ちする可能性のほうが高いでしょう。
2.ブラックリストに載っている
カーリースの審査は、支払い能力があるかどうかをチェックします。
ブラックリストに載っている人は、支払い能力がないと判断される場合があるのです。
何かの支払いを、2か月から3か月ほど延滞していると、ブラックリストに載る確率が高くなります。
延滞後に支払ったとしても、延滞の記録が残されてしまいブラックリストに乗る可能性があるのです。
延滞の場合は5年ほど記録が、保持されるといわれています。
3.高額な車種を選んでいる
完全に身の丈に合っていない車種を選んだ場合は、審査に通りません。
たとえば、年収280万円の人がニコノリで、スープラを選び審査に通そうとしても落ちてしまいます。
年収280万円の場合は、ボーナスがない可能性が高いです。
ニコノリでスープラを選んだとして、「月額66,275円」となります。
年収280万円でボーナスなしの人が、スポーツカーに乗りたいといっても、「月額66,275円」を毎月支払うのは苦しいかもしれません。
年収が200万円以下の場合なら、なおさら「月額66,275円」の車種は、審査に通りにくくなります。
なので、年収280万円の場合は月額が3万円前後の車種を選ぶほうが、審査に通りやすいということです。
4.債務が多い
収入に対して借金のほうが多い場合は、審査に通りにくいです。
借金が多い人の場合は、支払い能力がないと判断されやすいですし、車をリースしたいとはだれも思わないでしょう。
クレジットカードを短期間で何枚も申請を出したり、複数のキャッシングがあればお金に困っているのではないかと、そのように思われて審査に通りにくくなるのです。
全ての借金を返済したら、審査に通る可能性があるかもしれません。
5.自己破産したことがある
自己破産をしたことがある人は、支払い能力がないと判断される場合もあります。
ただ、自己破産をしてから5年から10年経過している場合は、個人信用情報から履歴が消える可能性があるので審査に通る可能性が高くなるでしょう。
自分の信用情報がどうなっているかは、CICやJICCの信用情報機関への開示を求めると良いでしょう。
自己破産の履歴があったとしても、現在の収入が安定しているなら状況によっては、カーリース契約を結ぶことができる可能性もあります。
あなたの名義で審査に通らない場合は、家族の名義で審査に通すと通ることもあります。
家族の名義で契約をする場合は、同意を得たうえで行いましょう。
ブラックリストに載っていてもニコノリの審査を通す方法
ブラックリストに載っていても、ニコノリの審査に通す子ができる場合もあります。
次は、ブラックリストに載っていても、ニコノリの審査に通る可能性がある方法について紹介をしていきます。
1.収入・支出バランスの確認
まず、あなたの収入に対し家賃や、固定費などや生活費など、支出が適切なのかどうかを確認したほうが良いでしょう。
収入のほとんどが、支出に費やされている場合は、カーリースの利用料金を支払うのが難しいと判断されます。
ローンの支払いやそのほかの支払いなどがある場合は、現実的に支払えるリース車を選んだほうが審査に通る可能性があります。
2.車種のグレードを下げる
カーリースを利用する場合において、「この車じゃないと嫌だ」という場合もあるでしょう。
その場合は、気に入っている車種のグレードを下げて、再審査を申請すると通るかもしれません。
やみくもに上級グレードを選びオプションをつけているなら、オプションを外し一番下のグレードを選ぶほうが、審査に通る可能性が高くなります。
3.信用情報の確認
信用情報機関を開示することで、自分の金融事故情報を見ることができます。
もし、金融事故情報がある場合は、いつ発生したものなのかが確認できるのです。
債務整理を含む金融事故情報は、一般的に5年から10年くらいで消えるので、金融事故情報の記録が消えてから、カーリースを利用すると良いかもしれません。
4.虚無申告をしない
当然ですが、カーリース契約の時の記入する審査申込書に、ウソを記入すると審査は絶対に通りません。
たとえば、年収200万円ほどでアルバイトなのに、年収400万円で正社員だと記載すると、源泉徴収票や確定申告書などでウソが簡単にバレてしまいます。
そのほかの項目においても、確認ができるものばかりなので、ウソと判断されるとリース会社からの信用はなくなってしまうのです。
なので、ウソを記入しないで本当のことを、記載していくようにしましょう。
本当のことを記載して審査に通過できなかったとしても、原因を突き止めてから再度チャレンジするほうが良いといえます。
ウソをついてしまうと、その後の審査も難しくなるのでやめたほうが良いでしょう。
5.保証人をつける
カーリースの審査に通過するためには、保証人をつけるという方法があります。
万が一利用料金を支払えなくなったとしても、連帯保証人がいればカーリースとしても安心できるのではないでしょうか。
たとえ、ブラックリストに載っていたとしても、連帯保証人をつけることで審査に通りやすくなるでしょう。
6.頭金を入れる
カーリースの審査を通したいという場合は、頭金を入れるという方法が一番です。
頭金を入れることによって、月々の利用料金を下げることができるので、その分審査に通りやすくなります。
ニコノリでは、頭金を入れることもできるので、審査に通りそうにないと思ったら頭金を入れると審査が通りやすくなるかもしれません。
ニコノリの審査はキャッシングローンより通りやすい!
ニコノリの審査は、ローンを組むのと同じで何も問題がないなら、審査は通りやすいです。
ただ、不安に感じている人の多くは過去に、金融会社から借金をしていたり、料金を延滞してしまったり、自己破産をしていたりといったことがあるからでしょう。
しかし、カーリースはキャッシングローンよりも、通りやすいといわれています。
理由は、リース車が事実上の担保になっていて、カーリースは総量規制の対象外だからです。
カーリースは利用者がリース料金の支払いができなくなったとしても、車を回収することができるので損害を低く抑える事ができます。
さらに、キャッシングローンは年収の3分の1を超える借り入れができないと言われていますが、カーリースにはそれが適用されないのです。
ニコノリの場合は、複数の信販会社と提携しているので、審査通過のチャンスがほかのカーリースよりも多いのです。
なので、カーリースを検討しているなら、ニコノリを検討すると良いかもしれませんね。