アルファードはどんな人が乗る？年収や職業,DQNでもなぜ買えるのか調査

元々アルファードはトヨペット店でのみしか販売が行われていなかったのですが、2020年以降はトヨタ系全店で取り扱いが行われるようになって急速に普及が進みました。しかし、かなり値段の高いアルファードには一体どんな人が乗っているのか？若い人でも買えているのはなぜか？ということについて調査しました！

アルファードには一体どんな人が乗っているのか？

アルファードに乗る人達

基本的にアルファードは高級車という位置づけになりますから、まずは大企業の幹部クラスとか成功している自営業者ですね。それなりにお金がないとそもそも買えない車ですし、乗れる人数が多いということで子どもと孫がいるような年代に当初は売れ行きが良かったみたいです。

ここから徐々に徐々に我々が持っているアルファードの所有者像に近づいていったんですね。そう、いわゆるマイルドヤンキーです。最近はとにかくちゃんとしてそうな人ではなくて、何かちょっとガラの悪そうな・・・というかガラの悪い親子連れが乗っていることを多く見かけるようになりました。

アルファードに乗る人の年収はどのくらい？

こういうデータはトヨタで調べれば出てくるのか・・・？とも思いますけど、実はトヨタ側ではあまり年収データについての情報は持っていないんですよね。と言うか、客に対して「年収はいくらですか？」とか聞くことはないし（私もそんな事聞かれた試しがありません）アンケート項目に「年収はどのくらいですか？○をつけてください」みたいなものがあったりもしません。

トヨタ側としては代金を払ってもらえばそれで良い

アルファードを一括購入する場合には年収なんか関係なくなってしまいますよね。その時点で現金があるかどうかですから売る側としては年収を知るすべがありません。

ではローン購入の場合にはどうか・・・？ということになりますが、アルファードに限らずトヨタ系列で借金をするとは限りませんからここでも正確なデータを取ることはできないですよね。人によっては高い金利を嫌って親から借りて毎月返しているという人もいるわけなので。

ローンが通るかどうかという年収基準は一応ある

一応、年収が高くないとローン審査に通らないというか、支払い可能な見込額がそれなりにないとアルファードレベルの金額の車を購入するというのは難しくなります。

• 年収がそもそも少ない
• 他に債務が存在する
• 住宅ローンを返済中
• 家族の人数が多い

こういった条件が多くなってくるとローン審査で弾かれる確率は上がっていきますね。

最近多い（多い気がする）購入者の職業は？

何となく一般のイメージが悪くなりつつあるようなアルファードですが、購入者層が低年齢化していくとともに購入職業層が以前の「経営者・自営業者・大企業管理職」から「高卒で現場仕事・工場勤務」といった感じになってきていると感じられませんか？

なぜ若い人達がアルファードを買えるのか？

ちゃんと働いている若い人であればともかく、いわゆるDQNと呼ばれるような風貌の人達までアルファードを乗り回している・・・ということで「コイツラはどうやって買ったんだ？」と思われがちなんですけど、それなりにカラクリもあります。

若い年代だとむしろそういう職業の方が給料が高い

現場仕事だったり工場勤務だったり夜勤だったりする人が多い若いアルファード所有者なんですが、20代あたりだとこういった高卒ですぐに仕事を始めている人の方が貰っている給料が多い傾向にあります。

体が資本！的な仕事だとやればやるだけ給料が増えますし、やればやるだけ余計な仕事も残業時間も増えるのに給料が上がらないしむしろ減らされていく一方の大卒ブルーカラーとは全然違う環境にいるわけです。

奨学金の返済がない

高卒で仕事を始めている、ということは大卒で就職している人の多くが悩まされている奨学金の返済がないということでもあります。高卒で奨学金の返済が大変だ、なんていうのはかなりのレアケースですからね。

そういう意味では大卒で奨学金を返済しているというのはすでにカーローンを一件組んでいるようなものですから、大学に進学していないマイルドヤンキーがローン審査に通るというのも全然不思議ではありません。

実家暮らしが多い

大卒でホワイトカラーだと、地方出身の場合は都会に出て一人暮らしをしていることが多いために（あるいは都会に出て結婚している）生活費の負担が大きくなります。ですが、最近アルファード乗りに多いいかにもな人達は地方で実家暮らしというケースが多いようなので生活費の負担がそれほど大きくなく車に回せるお金もその分多くなります。

親からの援助が大きい場合も

どう考えてもそんな大金持ってないだろ！っていう風貌でアルファードに乗っているのであれば、親からの援助を受けている可能性もありますね（いや、もちろん実は本人が超やり手の起業家で大金持ちなのかもしれませんけど）。半分出してもらえれば普通の新車と大差ない金額になりますし、場合によっては親に全額出してもらっているのかも。

お金がない我々はカーリースでアルファードに

さて、そんな環境に恵まれた人達（10年後もそういう環境かはわかりませんが）に比べてアルファードを現金一括購入できない我々はどうすればいいのか・・・？というと、それはもちろんカーローン！ではなくてカーリースです。

例えば残価設定型プランだと500万円の車であれば毎月の支払額は6万円とかになってしまいますからね。カーリースだとそれより1万円くらいは安くなりますし、プランによっては車検や点検の料金も安く抑えることが可能ですね。

アルファードのカーリース料金

例えば業界最大手の「ニコノリ」でアルファードXをリースした場合・・・

こんな感じのリース料金になりますね。しかも9年リースの場合には契約期間満了後にはアルファードが自分のものになりますから、毎月の支払金額を抑えた上に9年かけて車を買えるということで人気がありますね（期間中の車検や税金・オイル交換なども月額料金に含まれています）。