ハリアーは旧型の方がかっこいい＆人気？新型との違いを徹底比較

2023年3月8日

新型ハリアーが発売されていますが、従来からのハリアー乗りにはそれほど評判が良くないようです。3代目までの旧型ハリアーが人気の理由や、どういった部分が新型と違っていたのかについて徹底比較しています！

旧型ハリアーが人気なのはなぜか？

ハリアーが現行の4代目に変更された時、一番不満が大きかったと言われるのが「エンブレムが変更されたこと」です。フロントグリルについていたエンブレムは、これまでの旧型ハリアーの場合にはチュウヒのエンブレム（ハリアーの由来ですね）がつけられていたのですが、4代目ハリアーからは通常のトヨタエンブレムになってしまったんですね。

エンブレムにこだわりがあった人にとっては4代目ハリアーは今までのエンブレムとぜんぜん違うものになってしまったので人によっては乗る価値すらないということになってしまったようです。これが旧型ハリアーの方が現行ハリアーよりも人気である理由の一つですね。

エンブレムが変更された理由は？

このように4代目からハリアーのエンブレムがトヨタのものに変更されたのは、4代目ハリアーからトヨタの全店舗（トヨタ店・カローラ店・ネッツ店）で販売されるようになったからのようです。3代目ハリアーまではトヨペット店での販売だったのでエンブレムがトヨタではなかったようですね。

新型ハリアーで失われた機能も

旧型ハリアーには搭載されているけれども新型ハリアーには搭載されなかった機能もあります。

ガソリンターボ

マイナーチェンジ後の3代目ハリアーの場合には「2.0L直噴ターボエンジン」が搭載されたグレードが存在したのですが、4代目ハリアーになってからはガソリンターボが廃止されてダイナミックフォースエンジンに入れ替わっています。

新型のダイナミックフォースエンジンのほうが当然性能としては上回っているのですが、旧型ハリアーで機能ではなく乗り心地を楽しんでいた人にとっては旧型の方が良かった・旧型のエンジンのほうが人気、ということになってしまいますね。

アイドリングストップ

旧型ハリアーではアイドリングストップ機能が搭載されていましたが、新型ハリアーでは廃止。これはハリアーに限らずトヨタ車の全モデル・・・というか国内メーカーほとんどの流れなんですが最近はアイドリングストップ機能が廃止されることが多くなっていますね。

アイドリングストップ機能が廃止されている主な理由としては「あまり意味がなかったから」ということでしょう。停止時にガソリン消費などを抑えられる一方で、ストップと始動のためにバッテリー消費などが大きく、中には改造と言うかパーツを使って「アイドリングストップ機能をストップ」している人も多かったくらいですからね。

しかし、旧型ハリアーから新型ハリアーに乗り換えた人の中には「アイドリング中の振動が気になって仕方がない」という不満が結構出ているようで・・・。

新型から旧型に戻す人も

ずっとハリアーに乗り続けてきたという人であれば当然4代目が出た時に買い替えているわけなんですが、3代目と4代目の違いに不満を覚えて3代目以前のハリアーを買い直すという事が相次いでいるようです。

中古だとやはり安く買えるので・・・

新型ハリアーの新車や中古車と比較して、初代・2代目・3代目ハリアーの中古車は当たり前なんですが安く購入することができます。

とある中古車情報サイトをチェックしてみると・・・

初代ハリアー・・・80万円～120万円
2代目ハリアー・・・60万円～160万円
3代目ハリアー・・・150万円～450万円
4代目ハリアー・・・280万円～780万円

こういった感じの相場になっていました。初代ハリアーの値段がそれほど低くないというのは、この記事で書いてきたようにやはり人気なので売れやすいということ、売れやすいので在庫が少なく高額の車体が残っていることによりますね。

4代目を売却して3代目以前に戻すなら

そういったわけで4代目を処分して3代目以前のハリアーに戻したいと思っている人も多いことでしょう。問題はどうやって4代目を処分するのかということですが、簡単に近所の中古車に売ってはいけません。4代目ハリアーは本来であれば高額で買い取ってもらえる車種ですから、万が一にも買い叩かれるようなことをしてはダメなんですね。