愛車を売却したいけど、車のスペアキーがないと心配されている方いませんか？人によっては、スペアキーがないことで査定金額が大幅に減額されると考えている方がいるかもしれません。
そこでこの記事では、廃車時にスペアキーがない場合に売却可能なのか？や査定金額を下げないためのポイントを解説します。
記事内では、スペアキーの種類ごとに査定金額の減額される金額についても解説します。廃車時のスペアキーの有無が気になる方は是非参考にしてみてください。
【結論】スペアキーを紛失した状態でも廃車は可能！
この記事の結論から説明すると、愛車を売却する場合、メインキーが保管されていれば、たとえスペアキーがなくても廃車対応は可能です。人によっては、スペアキーを一切使用しなかった方も多いのではないでしょうか。
スペアキーは使用頻度が少ない分、紛失しにくい傾向が高いです。
愛車を廃車する場合には、スペアキーがないという理由だけで作り直すことはせず、まずは買取を依頼する業者にスペアキーがない状態でも売却可能なのかを事前確認してみましょう。
ただし！スペアキー紛失は査定金額の減額対象になる
車を引き渡すタイミングで車のスペアキーがない場合、一般財団法人日本自動車査定協会（JAAI）が公表している査定基準によると、スペアキーの紛失は減額の対象に該当すると定められています。
車の廃車ができない訳ではありませんが、査定金額に悪影響を与えるものになると言えるでしょう。
少しでも高く愛車を売却したい場合には、スペアキーを失くさないよう購入時に保管場所を決めて無くさないよう工夫することが重要です。
スペアキーの有無は買取現場では重要視されていない
スペアキーの有無は実際の現場でそこまで重要視されていない傾向もあります。そのため、スペアキーが紛失している状態でも、廃車業者によっては、減額対象にカウントされない可能性も考えられます。
特に廃車する車ということもあり、車の状態によってはスクラップにかける車も多くあります。そのため、JAAIの査定基準よりも廃車時には減額される金額が済むケースが多いでしょう。
スペアキーが紛失しても、慌てることなく、まずは業者に確認してみることが重要です。
【スペアキー別】買取金額の減額差は？
買取金額の減額差をスペアキー別に解説します。
- イモビライザー付きスペアキー
- シンプルなキー
- スマートキー
それぞれ詳しく解説します。
イモビライザー付きスペアキー
イモビライザー付きスペアキーを紛失した場合、査定金額に多少の影響を与える可能性が高いです。イモビライザーとは、キー内部に記憶されたIDと車体IDが一致することでエンジンが始動する仕組みのものです。
差し込むキーだけを複製してもエンジンがかかることはありません。
鍵を合成する場合には、容易に複製ができない傾向が高く、複製するには、ディーラーでキー内部のIDに車体IDを登録する作業が必要になります。
ディーラーに複製を依頼する際には、作業工賃がどうしても発生するため、査定金額には影響を与えるポイントの1つです。
シンプルなスペアキー
特殊な機能や開閉スイッチがないシンプルなスペアキーの場合、紛失しても査定金額が大幅に減額される心配はありません。
業者によっては、減額対象にカウントしないケースも考えられます。キーだけの役割を行うスペアキーは、複製も容易です。
仮にスペアキーを複製する場合でも、業者側の費用負担は少なく、減額されるまでもいかない金額でしょう。
廃車買取時にスペアキーがない状態でも、複製せず査定時にスペアキーの情報を正確に伝えるよう意識してみてください。
スマートキー
スマートキーを紛失した場合、査定金額が大きく減額される可能性があります。
スマートキーとは、鍵穴に差し込む種類ではなく、ドアの開錠や施錠などの開閉動作がスイッチ1つで行えるキーのことです。
両手がふさがっている状態でも、ポケットやバックにキーを入れたままボタンを押したり、ドア開閉部分に手を触れる動作だけで開閉動作が行えるケースもあります。
スマートキーにも、内部に記憶されたIDと車体IDを利用しているため、複製に手間と費用がかかる特徴があります。
とくにキーレスでエンジンをかけられる製品は、再発行費用が高い傾向があり、査定金額にも大きく影響を与える可能性が高いでしょう。
スペアキーの作成費用は査定金額の減額よりも高くなることが多く、複製せずにそのまま廃車対応してもらうことをおすすめします。
スペアキー紛失時における4つの解決方法
スペアキー紛失時における解決方法を4つ解説します。
- 解決方法①：自分の行動を振り返る
- 解決方法②：別の人に貸出していないのか確認する
- 解決方法③：ペットをが隠していないのか？
- 解決方法④：警察に届出する
それぞれの解決方法を詳しく解説します。
解決方法①：自分の行動を振り返る
スペアキーを紛失した場合、まずは紛失に気づいた時点からの行動を振り返ってみましょう。スペアキーに最後に触れたタイミングはいつなのか、保管場所はどこに決めていたのかなどを振り返ると、どこか心当たりがある場所が見つかるかもしれません。
ただし、スペアキーはあまり使用頻度が高くないため、最後に保管した場所を思い出せない可能性も考えられます。まずは思い出せる範囲以内で探してみましょう。
解決方法②：別の人に貸出していないのか確認する
廃車予定の車を家族や友人とシェアしながら使用している場合、自分以外の誰かがスペアキーを所有している可能性があります。
場合によっては、自分が知らない場所で貸し借りが行われている可能性も少なくありません。まずは、友人や家族の中でも思い当たる方に確認してみることから始めましょう。
解決方法③：ペットが隠していないのか？
犬や猫を飼っている場合、動物がサークルやソファの隙間にスペアキーを隠している可能性も考えられます。
普段から小物類を加えて持ち運ぶ癖があるペットを飼育している場合、いつもの隠し場所を探してみることも重要になります。
解決方法④：警察に届出する
どうしてもスペアキーが見つからない場合には、警察に紛失届を提出することも1つの選択肢です。
スペアキーを持ち運ぶ可能性は極めて低いですが、外出先でスペアキーを落とした可能性もゼロではありません。
警察に紛失届を提出した際には、紛失した日時や場所、鍵の特徴を可能な範囲で詳細に伝えましょう。
届出をして受理番号を受け取り、スペアキーが見つかった際には受理番号の控えで遺失物の受け取りができる仕組みになっています。
廃車時に査定金額をアップさせる3つのポイント
廃車時に査定金額をアップさせるポイントが3つあります。
- 内外装をきれいにする
- 複数の買取業者に査定を依頼する
- 純正部品を取り替える
それぞれ詳しく解説します。
内外装をきれいにする
車の内外装は査定スタッフの第一印象を判断する際において、重要なポイントになります。どんなに良い車でも、内外装が汚く、適正な管理がされていない場合、査定金額が減額されてしまうでしょう。
何も業者に内外装のクリーニングを依頼するまでではありませんが、査定前には、必ず内外装の清掃を行うことをおすすめします。
ガソリンスタンドや洗車スタンドに行けば、少額で内外装の清掃が行えます。廃車予定の車を少しでも高く買取してもらうためには、重要なポイントです。
複数の買取業者に査定を依頼する
愛車を廃車にする場合、1社だけの査定結果で判断するのではなく、複数の買取業者に査定を依頼することをおすすめします。
買取業者によって提示する金額が異なります。
A社では30万円の金額提示に対して、B社では20万円の金額提示など良くある話です。
複数の買取業者として、まずは最低3社以上の業者に相見積もりをとり、条件の良い買取業者と売買契約を結ぶよう、意識してみてください。
少しでも高く愛車を売却する際には、重要なポイントの1つです。
純正部品に取り替える
車を廃車にする場合でも、購入時の銃声部品が手元に保管されている状態であれば、純正部品に取り替えてから車を引き渡すことをおすすめします。
車をカスタマイズすることが好きな方であれば、社外パーツをカスタマイズして楽しむ場合もあるでしょう。
社外パーツによっては、高い評価を受ける部品もありますが、純正パーツの方が高い買取金額が期待できます。基本的に純正パーツが装着された車の方が需要が高いと把握しておいてください。
廃車スペアキーについてよくある質問
廃車スペアキーについてよくある質問を以下にまとめました。
- 廃車時にスペアキーは必要ですか？
- 廃車時にスペアキーがないと査定金額が減額されますか？
- スペアキー紛失時の解決策を教えてください
- 廃車時に査定金額をアップさせるポイントは？
記事の内容を振り返る意味でも、もう一度詳しく解説します。
廃車時にスペアキーは必要ですか？
この記事の結論から説明すると、愛車を売却する場合、メインキーが保管されていれば、たとえスペアキーがなくても廃車対応は可能です。
愛車を廃車する場合には、スペアキーがないという理由だけで作り直すことはせず、まずは買取を依頼する業者にスペアキーがない状態でも売却可能なのかを事前確認してみましょう。
廃車時にスペアキーがないと査定金額が減額されますか？
車を引き渡すタイミングで車のスペアキーがない場合、一般財団法人日本自動車査定協会（JAAI）が公表している査定基準によると、スペアキーの紛失は減額の対象に該当すると定められています。
車の廃車ができない訳ではありませんが、査定金額に悪影響を与えるものになると言えるでしょう。
スペアキー紛失時の解決策を教えてください
スペアキーを紛失した場合、まずは紛失に気づいた時点からの行動を振り返ってみましょう。
スペアキーを最後に触れたタイミングはいつなのか、保管場所はどこに決めていたのかなどを振り返ると、どこか心当たりがある場所が見つかるかもしれません。
廃車時に査定金額をアップさせるポイントは？
車の内外装は査定スタッフの第一印象を判断する際において、重要なポイントになります。どんなに良い車でも、内外装が汚く、適正な管理がされていない場合、査定金額が減額されてしまうでしょう。
何も業者に内外装のクリーニングを依頼するまでではありませんが、査定前には、必ず内外装の清掃を行うことをおすすめします。
