軽トラックを買取に出したい」と考えている方いませんか?
軽トラックと聞くと、あまり需要がない車とイメージされる方がいますが、実は中古車市場では人気の高い車です。
そこでこの記事では軽トラックの買取相場や買取金額が高額になりやすい理由を解説します。
また、記事内では軽トラックを高く売却するコツや注意点、よくある質問事項も紹介しています。軽トラックの売却を検討している方は、是非参考にしてみてください。
軽トラックの買取相場とは?
軽トラックは、年式や走行距離に関わらず、買取金額が高額になりやすい傾向があります。
買取相場は軽トラックの車種によって金額に差がありますが、満足できる金額提示がされやすいことに変わりありません。
乗用車の場合、修復歴の有無で査定金額が大きく変動しやすいですが、軽トラックはたとえ修復歴があっても買取金額が大きくマイナスされる可能性が少ないでしょう。
次項では、なぜ軽トラックの買取金額が高額になりやすいのかを解説していきます。
なぜ?軽トラックの買取金額が下がりにくい理由
軽トラックの買取相場が下がりにくい理由は3つあります。
・理由1:年式が古くても需要がある
・理由2:維持費が安くて所有しやすい
・理由3:故障しにくい
それぞれの理由を詳しく解説します。
理由1:年式が古くても需要がある
軽トラックの使用用途は主に「荷物の運搬」です。
乗用車のように趣味で使用する訳ではなく、仕事で使用するケースがほとんどになります。軽トラックは、荷物の配達や商品を仕入れする際には便利な車であり、商売のパートナーとして使用しています。
他にも、工場内の移動用車や農業用の運搬車など使用目的は様々です。
数多くの需要にマッチしているからこそ、たとえ年式が古く、走行距離が多くても高い買取金額で売却できます。
理由2:維持費が安くて所有しやすい
軽トラックは乗用車と比較して「車を維持する際の費用」が安い特徴があります。
具体的には、
・毎年の自動車税
・メンテナンス費用
・車検費用
・任意保険料
などの費用を最小限に抑えられるでしょう。
ランニングコストを最小限に抑えられることで、車を所有しても負担が少なく、長年所有し続けられるメリットが考えられます。
そのため、商売用に使用する車としては最適な1台になるでしょう。
理由3:故障にしにくい
日本車は「故障しにくい車」として世界中から高い人気があります。
故障しにくい点は軽トラックでも同じであり、仮に中古車として軽トラックを所有しても5年〜10年ほど故障なく使用できるケースが高いです。
故障リスクを抑えるためには、定期的なメンテナンスは欠かせないポイントになります。
軽トラックの点検や車検費用は乗用車を比較しても、費用負担が少なくお得です。
高価買取!軽トラックを高く売る3つのコツ
軽トラックを高く売るために理解してほしいコツが3つあります。
・コツ1:内外装の清掃
・コツ2:複数の買取業者に相見積もりする
・コツ3:いつでも売却できるよう必要書類の準備
それぞれのコツを詳しく解説します。
コツ1:内外装の清掃
軽トラックの内外装清掃は高く売るために大切なコツの1つです。
内外装の清掃は「車の第一印象を良くする」ことにつながります。
日頃から定期的に内外装の清掃を実施していれば良いのですが、こまめに清掃する方は中々いません。
そのため、軽トラックの査定依頼を行う前日に内外装の清掃を行なっておきましょう。
できれば、フロアマットやダッシュボードなどの内装もきれいにしておきたいものです。
シートに付着した汚れやホコリなども車用の掃除機で清掃しておくことをおすすめします。
内外装の清掃を実施しても全ての汚れが取れる訳ではありません。
買取前には査定スタッフに車を確認してもらっても違和感ない状態まで仕上げましょう。
コツ2:複数の買取業者に相見積もりする
複数の買取業者に相見積もりを取ることを重要です。
軽トラックの買取相場は、業者によって価格が大きく異なります。
A社では50万円の見積回答がB社では65万円で回答されることはよくあるケースです。
可能であれば、3社以上から査定見積をもらい、軽トラックを適正価格で売却できるよう準備を進めましょう。
実際に軽トラックの買取金額で損をしてしまう方はたくさんいます。
長年使用し続けた軽トラックを少しでも高く売却できるように実践してみてください。
複数の査定業者に見積回答をもらうことで、業者間同士の価格交渉も成功しやすくなるでしょう。
コツ3:いつでも売却できるよう必要書類の準備
軽トラックをいつでも売却できるよう、必要書類を事前に準備しておくことが重要です。
軽トラックと乗用車を買取に出す場合、それぞれ異なる書類の準備が必要です。
【軽トラックに必要な書類】 | 【乗用車に必要な書類】 |
自動車検査証 | 自動車検査証 |
自賠責保険証明書 | 自賠責保険証明書 |
納税証明書 | 納税証明書 |
リサイクル券 | リサイクル券 |
認印 | 実印 |
印鑑証明書 | |
譲渡証明書 | |
委任状 |
軽トラックの必要書類は乗用車と比べて印鑑証明書や実印が不必要なため、用意しやすい傾向があります。
おすすめとしては、買取業者に査定を依頼してもらう前に全ての書類を準備しておくことがベストです。
事前に書類準備を進めることで、納得できる買取金額が提示されたと同時に、売却手続きをスムーズに行えるメリットもあります。
軽トラックを買取する際の3つの注意点
軽トラックを買取に出す場合に気をつけてほしい注意点が3つあります。
・注意点1:乗用車と同じ感覚で売却しない
・注意点2:軽トラックの需要は海外でも高い
・注意点3:軽トラックにローン残債がないのか確認する
それぞれの注意点について詳しく解説します。
注意点1:乗用車と同じ感覚で売却しない
軽トラックと聞くと「年式が古くて走行距離が多い場合には売れない」と考える方が多いでしょう。
しかし、軽トラックを乗用車と同じ感覚で廃車にすると、買取金額で損をしてしまいます。乗用車の場合、初度登録から10年以上経過している車の価値はほぼゼロに近く、満足できる買取金額は提示さてにくい傾向があります。
一方、軽トラックの場合、たとえ初度登録から10年以上もしくは走行距離は10万kmを超えている状態でも、高価買取金額が提示されやすい傾向があります。
ディーラーや中古車販売店で軽トラックの買取金額を高額に設定してもらうことは難しいでしょう。
しかし、軽トラックを専門に買取している業者やオークションなどで売却検討すれば、想像以上の買取金額が提示される可能性が高くなります。
軽トラックを買取に出す場合には、1社だけの査定結果で売却を判断するのではなく、複数の業者で買取金額を比較した上で、条件の良い業者と売買契約を結びましょう。
注意点2:軽トラックの需要は海外でも高い
軽自動車や軽トラックのボディサイズは日本独自の規格サイズです。
海外の一部地域では国産軽自動車の流通が少しありますが、軽トラックは世界中から高い需要と人気があります。
日本のトラックは「故障しにくく、運転しやすい」ことで評判が良く、海外でも人気車の1つです。
さらにカスタム車としても使用されることが多く、エンジン性能も優れているため、様々な使用目的に活用されています。
もし、軽トラックを買取してもらう業者が海外への独自輸出ルートを所有していれば、さらに高価買取が期待できる条件に適しており、満足できる金額提示が期待できるでしょう。
注意点3:軽トラックにローン残債がないのか確認する
売却検討中の軽トラックにローンの残債が残っていないのか事前に確認しておきましょう。
ローンの残債が現在も残っている車は勝手に売却できません。
ローン残債がある車を売却する場合には「残債の一括返済」を行う必要があります。
残債の返済方法は、一括返済以外にも銀行ローンで借りて返済する方法も中にはあります。
残債の一括返済が完了すれば、「所有権解除登録」の手続きを行います。
買取業者によっては手続きを代行してくれるため、買取時に事前確認しておきましょう。
ローンが残っている車を勝手に売却した場合「横領罪」が課されてしまいます。
売却後に買取業者とトラブルに発展させないためにも、まずは車検証に記載されている所有者の記載欄を確認することから始めましょう。
もし、車の中に車検証が保管されていない場合には、車検証の再発行手続きを行う必要があります。
「軽トラック 買取」に関するよくある質問事項
軽トラックの買取についてよくある質問事項を以下で紹介します。
・質問事項1:軽トラックは買取業者次第で高く売れるの?
・質問事項2:軽トラックを売却するならどこがおすすめ?
・質問事項3:状態の悪い軽トラックは買取もしくは廃車?
・質問事項4:軽トラックは海外でも人気なの?
記事の内容をもう一度振り返る意味でも、詳しく解説します。
質問事項1:軽トラックは買取業者次第で高く売れるの?
軽トラックは国内に限らず海外でも高く売却できます。
特に買取業社の中でも、海外への独自輸出ルートを所有していれば、さらに高価買取が期待できる条件に適しており、満足できる金額提示が期待できるでしょう。
軽トラックを売却する際には、1社だけでなく、複数の買取業者に査定依頼してみることをおすすめします。
質問事項2:軽トラックを売却するならどこがおすすめ?
軽トラックを売却するなら「海外への輸出ルートを確保している買取業者」がおすすめです。
軽トラックは買取業者によって金額に差があります。とくに北米への輸出ルートを備えている業者であれば、買取がつきづらい軽トラックでも納得できる金額が提示されやすくなります。
そのため、軽トラックを売却する場合には、何も考えずに廃車手続きするのではなく、複数の買取業者に査定依頼して条件の良い業者と取引しましょう。
質問事項3:状態の悪い軽トラックは買取もしくは廃車?
状態の悪い軽トラックでもまずが「買取依頼」することをおすすめします。
外装にサビや傷、凹みなどでボロボロの状態の車や古くて動かない軽トラックでも、買取金額が付くケースが高いです。
たとえ再販が難しい状態でも、軽トラックのパーツごとに再利用できる業者もあります。
もし、状態が悪い業者で査定してもらうことが心配な方は「軽トラックの買取専門店の利用」をおすすめします。
質問事項4:軽トラックは海外でも人気なの?
軽トラックは海外でも高い人気と需要があります。
10万キロを超える軽トラックでも海外では、問題なく使用し続けられる車として認識されます。
もし、軽トラックの売却先に悩んでいる方は、海外への輸出ルートを確保している買取業者を利用するようにしましょう。