カーセンサーの支払総額より高い&違うのは危険?総額がオーバーする理由を徹底解説

カーセンサーの支払総額より高い&違うのは危険!総額がオーバーする理由を徹底解説

カーセンサーでは中古車を購入した時に表示されている支払総額をオーバーした額を払わなければならないケースがあります。なぜ支払総額をオーバーしてしまうのか?どういったケースでそのまま購入するのが危険なのか?ということを徹底解説していきますよ!

目次

カーセンサーの支払総額について

まずはカーセンサーでの「支払総額」について解説します。

カーセンサーで中古車を購入する場合には本体価格以外にも必要になる費用があります。支払総額は「車両本体価格+諸費用」で計算されるのですが、この諸費用がそこそこの金額になることがあるんですね。

具体的な諸費用の例

カーセンサーでの諸費用には具体的には次のようなものがあります。

  • 法定費用(各種税金)
  • 登録代行費用などの販売店手数料
  • 保険料

法定費用(各種税金)

法定費用として支払いが必要になるのは、「自動車税・自動車重量税・環境性能割」ですね。自動車税は4月1日での所有者が納付するものですが、カーセンサーなどで中古車を購入した場合には購入時から年度末までの分を支払うことになります。

自動車重量税については自動車税とはちょっと支払い方が異なり、車検が残っている中古車の場合には支払う必要がありません。逆に車検切れの状態であれば自動車重量税の支払いが購入時に必要になるわけです(車検切れの中古車の値段が下がっているのはこういうところにも理由があります)。

環境性能割については計算式がちょっと面倒くさいですね。中古車を購入したときであれば、その車が新車の状態の時の取得価額と減価償却率を使って計算することになります。とは言ってもカーセンサー側(販売店側)がこういった面倒なことについてはちゃんと計算して提示してくれるはずです。

登録代行費用などの販売店手数料

中古車を購入する時には様々な手続きを販売店側にやってもらうので、手数料や代行費用が必要になってきます。

・登録代行費用・・・中古車を購入したら車検証の名義を変えなければなりませんよね。この車検証の名義変更っていうのは結構面倒くさいもので、やろうと思えば誰でもできるんですけど普通は中古車の販売店側に任せることになります。登録代行費用の中にはナンバープレートが変更になる場合の手数料も含まれます。

・車庫証明代行費用・・・これは自分で申請して自分で取得するという人も中にはいるかも知れません(とは言っても印紙代がかかるんですが)。不動産会社に行ったり警察署に行ったりするのが面倒だという人は、この車庫証明代行費用を支払って中古車販売店に任せます。

・納車費用・・・読んでそのまま字の如く納車にかかる費用のことですね。中古車の販売店によっても異なりますが、販売店から自宅までの配送費用だけを請求するところ、元々車両を保管していた場所から販売店へ運ぶ費用+販売店から自宅まで運ぶ費用を請求するところなど様々ですね。販売店へ直接取りに行けば納車費用が無料になることもありますのでそこは担当者と相談の上で。

・点検整備費用・・・これは納車のときに法定整備が必要かどうかによって大きく異なってきますね。カーセンサーの場合には「法定整備付(法定整備が納車までに実施され、車両本体価格にその費用が含まれている)」「法定整備別(車両本体価格に費用が含まれていないが法定整備が納車までに実施される)」「法定整備無(納車までに法定整備が実施されない)」の3種類で表記しています。

あとは中古車購入時に今乗っている車を下取りするための費用とかが出たりするのですが、それぞれの販売店によって違うのでカーセンサーに登録しているから一律いくら、というタイプのものではありません。

保険料

自賠責保険料についても諸費用になります。車検が残っている中古車を購入した場合には自賠責保険料もすでに払われている状態なのですが、残額については前のオーナーに返金されるのが一般的なのでその返金した分の自賠責保険料の支払いをすることになりますね。

車購入は様々な費用が必要になるので支払総額が上がってしまう

このように、車両本体価格以外に中古車の購入では様々な費用が必要になるので支払総額が高くなってしまうんですね。

カーセンサー以外で購入しても絶対にかかってくるので・・・

ですので、仮にカーセンサー以外で中古車を購入したとしてもこれらの諸費用は確実に加算されてしまいます。他の中古車購入サイトを利用したからと言ってこれらの費用がタダになるなんていうことはありません(自賠責保険料を払わずに済ませたい!なんてアホなことを考える人はいませんよね)。

カーセンサーで表示されていた支払総額より高い場合は?

で、問題になるのは「カーセンサーで表示されていた支払い総額より高い金額を請求された」というときですね。

数万円の手数料が支払総額以外にかかることはある

例えば、法定整備を実際に行った結果予定よりも少し費用がかかったとか、上記で説明した諸費用に含まれない手数料が必要だったとかっていうことで数万円くらいの手数料がかかることはちょいちょいあります。特に遠隔地から車を運んだときなんかは仕方がないと思ったほうが良いでしょう。

基本的にカーセンサーで表示している支払総額は、販売店へ自分で引き取りに行った時の価格になるので輸送にかかる費用とかはどうしようもないですね。

まとめ:次のような販売店は明らかにヤバい

しかし、次のような販売店は明らかにヤバいので注意が必要です。

  • 支払総額にプラス30万円も請求された
  • 自動車税や自動車重量税などの法定費用を支払総額と別に請求された

こういったタイプの販売店は「明らかに何かある」感じなので、納得できるような明瞭な説明がない限りはそこで購入するべきではないですね。支払総額を何十万円も超えるくらいだったら正規のディーラーから中古車を購入したほうが断然マシなのでこういった例には気をつけましょう!

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