一括査定とオークション査定の2つが利用できるカーセンサー。基本的には一括査定の方が高い値段で売れる仕組みになっています。ここでは実際にカーセンサーの一括査定を使ってみた上で感じたメリットやデメリットなどを紹介していきますね!
カーセンサーの一括査定をやってみた5つのメリット
まず、カーセンサーの一括査定をやってみて感じたメリットについて。
- 大まかな査定額が査定前にわかるようになっている
- 中古車買取ネットワークとして日本最大級
- 最大30社まで同時に査定してもらえる
- 電話の時間指定ができる
- 査定できるのは全国どこでも
1.大まかな査定額が査定前にわかるようになっている
通常は実際に業者に車を見に来てもらわないと査定額というものはわからないのですが、カーセンサーを利用する場合であれば事前に大体の査定額がわかるようになっているんですね。
これはカーセンサーを過去に利用している人が非常に多いために、走行距離や車種・年式などの情報があればこれまでの売却額からおおよその査定金額が推測できるようになっているから。カーセンサーのサイト上で自分の車の情報を入力すればだいたいこのくらいの査定額になりそう・・・という数字がわかるので、実際に業者を呼んだ時に不当に安い価格で買い叩かれるのを防ぐことができます。
2.中古車買取ネットワークとして日本最大級
車の一括査定サービスを提供している会社は日本国内だけでもたくさんあるのですが、カーセンサーはその中でも買取業者との提携数がダントツに多くなっています。
これがどういうことを意味しているのかというと、
- 買取業者数が少ない → ライバル業者が少ないので査定額が低くなる
- 買取業者数が多い → ライバル業者に負けたくないので査定額を高く提示してくる
・・・ということになるので提携している業者数が多いというのはそれだけで我々車を手放す側にとっては高い査定額をつけてもらえるので有利ということになるんですよね。
3.最大30社まで同時に査定してもらえる
通常、車の一括査定と言っても多くの場合には2社か3社くらいしか同時査定をやってもらえません。カーセンサーの場合には何と最大30社まで同時に査定を依頼することが可能になっています。
先程述べたように査定してもらう業者は多ければ多いほど査定額が上る可能性は高まりますので、こういう形で「他にも査定している業者がたくさんいるよ」と見せておくことは買取額アップには重要なことですね。
4.電話の時間指定ができる
買取査定をしてもらおうとして多数の業者に同時依頼すると、その瞬間から鬼のように電話が鳴り続ける・・・というのは車の買取査定あるあるです。
カーセンサーの場合には最大で30社に同時査定を行ってもらえるのでこんな事になったら仕事も家事も手につかずに悲惨なことになりますよね。そこでカーセンサーは一括査定を申し込む時に電話連絡してくる場合の時間を指定することができます。
朝から晩まで電話してくる業者を避けたいなんていう場合にはこういったサービスを活用すると良いですね。
5.査定できるのは全国どこでも
全国規模で業者と提携しているということで、日本のどこに住んでいてもカーセンサーの一括査定サービスに申し込むことができます。小さな業者だと「関東だけ」とか「大都市だけ」とかっていうこともあるのですが、日本最大級の査定サービスを提供しているカーセンサーならそういった心配がないのは強みですね。
カーセンサーの一括査定をやってみた3つのデメリット
ここまでカーセンサーを使うメリットを挙げてきましたが、逆にデメリットはどんなものがあると感じたのかも書いておきますね。
- 頻繁に来る営業電話
- 電話連絡を禁止できない
- 少々ややこしい査定フォーム
1.頻繁に来る営業電話
査定額を上げるためにたくさんの業者に査定を依頼することができるのは良いのですが、これは同時に営業電話がかかってくる本数が大幅に増えてしまうということも意味します。
どこの買取業者でも何とかして自分の所に売却を決めてほしいという気持ちがありますからね。
また、良心的な業者ならやらないことですけど、ちょっとアレな業者が混じっていた場合には電話攻勢で何とかして買い取ろうとするケースが無いとは言い切れません。ゴリ押しとまでは行かなくても営業の熱意によって何とか・・・だとか場合によっては泣き落とししてでも買い取ろうとする業者が複数いるとちょっと面倒くさいです。
2.電話連絡を禁止できない
車の査定という特殊な形式ですから、全てメール連絡というわけには行かずどうしても電話連絡が必要になってしまうというのがちょっと気になりますね。
最もこれはどこの一括査定サービスを使っても同じ結果になるので考えてもどうしようもないデメリットなんですけど。
3.少々ややこしい査定フォーム
多くの業者に一括査定を申し込める関係上なのか、カーセンサーの査定フォームはちょっと入力項目が多くなっているんですよね。
査定フォームを全部入力するためには車検証まで持ち出してこないといけないのでその手間が面倒だと感じる人には向いていないのかもしれません。
ただ、ちゃんと車の情報を入力することによって査定相場を算出することができるようになっているのである意味では便利な機能と言えなくもないんですよね。
カーセンサーの一括査定をやってみた!「申し込みから査定」までのやり取り
1.電話・メールが多い!
まぁとにかく電話連絡やメール連絡が多いです。始めて一括査定をする人にとってはちょっとびっくりするくらいのスピードで業者が連絡をしてきます。
車種や場所によっては申込みが終わって3秒くらいで電話が鳴るということもあるみたいですね。もちろん、そのくらい熱心に仕事をしている業者だったらそれなりに高い査定をしてくれるということもあるんですけど。
2.実車査定のアポ取り
申込みが終わってからそれほど待つことなく大体の業者からの連絡は済む感じです。実際に車を見てもらって査定に移るわけですが、電話がかかってきた時に希望日時を連絡することになりますね。
ちなみに人気が高い車種の場合には多くの業者が実際に車を見に来ると思います。逆にそれほど人気がない(業者としても安く買えればいいかな~程度)車の場合にはメールで買取金額を提示してくるだけということもあるみたいですね。
3.査定が2社以下の場合には他の査定サービスも検討
一括査定とは言っても、住んでいる地域や売却したい車の車種によってはあまり多くの業者が集まらないこともあります。たくさんの業者が集まってくれるからこそ査定額もアップするわけなので、一括査定で実際にやってくる業者が2社以下の場合には他のネットサービスを検討しても良いかもしれませんね。
カーセンサーの一括査定をやってみた!「査定から入金」までのやり取り
1.事前確認の電話がくる
実写の査定をする当日には、買取業者から査定に向かう旨の連絡があります。自宅の前に駐車場がある場合は良いのですが、ちょっと離れた駐車場を使っている場合などには行き方を伝えておくと親切ですね。
また、複数業者に同時に査定してもらうという場合には、他の業者も同時刻にやってくるということを伝えておくべきです。現地についてから他の業者がワラワラとやってきたなんていうのはちょっと心証が悪いでしょう。
2.実車査定と入札
一括査定を依頼している業者が集まったら実写査定が開始されます。どういった部分を重視しているのかは買取業者によって違ってくるのですが、大体は30分から1時間位で終わると考えてよいですね。
多くの場合は各業者の名刺の裏に査定額が記入されて渡されることになります。全ての査定が出揃ったら一番高く評価してくれた業者に決めるというのが普通ですね。
3.買取業者と確認すべきこと
査定が全て終了してどこの買取業者に売るのかを決めたら、その後のことについて確認を取る必要があります。
①今後査定額が変更されないか
後から「実は査定額を間違って高くつけておりまして・・・」とかって言われて買い叩かれないために、査定額を変更しない旨について一筆もらっておいても良いでしょう。
②引取日時
車の売却が決まった後は、売った私達が業者の所に運んでいくのではなく、買取業者(または買取業者が利用している運搬業者)が運んでいくことになります。引取日時を決めて書類確認や売買契約を結び、その後に車を運んでもらうという形ですね。
③振込予定日
さすがに今の時代にちゃんと振り込みをしない業者はいないと思うのですが、念のため振込予定日については業者とちゃんと確認をしておいた方が良いでしょう。
④自動車税の処理
自動車税については4月1日時点での所有者に支払うように通知が来ますので、2月とか3月に売却を予定している場合には手続きがどうなるのかを確認しておきましょう。
⑤引取当日に必要なもの
売却に必要な書類がちゃんと揃っているか・記入漏れはないか、因会は用意しているかということを最終確認しておきましょう。
カーセンサーの一括査定はサービス内容がかなり充実している!
ここまで見てきたように、カーセンサーの一括査定サービスは内容が非常に充実しています。それによって査定額の大幅アップも見込めるので利用者側としては嬉しい限りですね。
電話連絡を処理するのが面倒くさいというのがちょっと問題ではあるのですが、数日間頑張るだけで数万円とか場合によっては数十万円査定額が上がるわけですから頑張りましょう。
特に車の買い替えでディーラーに引き取ってもらおうかと考えている場合にはカーセンサーの一括査定を一度検討してみてはいかがでしょうか。