愛車を売却検討しているけど、車の状態が悪いもしくは車が動かない状態で困っている方いませんか？動かない車を売却する際には、レッカー搬送費用や名義変更費用など様々な追加費用が発生します。
では、実際に動かない車を高く買取してもらうには何が必要なのでしょうか。そこでこの記事では、動かない車を買取してもらう時の売却方法や売却先について徹底解説します。気になる方は、是非参考にしてみてください。
動かない車は買取可能？
この記事の結論から説明すると、動かない車でも買取は可能です。動かない車の買取時には、レッカー搬送費用や各種名義変更手続きにどのくらいの費用が発生するのかを買取業者に事前確認する必要があります。
業者によっては、レッカー搬送が無料ではなく、有料のケースも考えられます。高年式車や過走行車であるほど、高い買取金額が期待できないため、レッカー搬送費用や名義変更手続きに費用が発生しては、元が取れません。
買取業者選びの際には、レッカー搬送や各種手続きが無料な業者を選びましょう。
動かない車の売却先は2つ
動かない車の買取先としておすすめする業者を2つ紹介します。
- 中古車買取業者
- 廃車買取業者
中古車買取業者と廃車買取業者の違いは、車の状態にあります。それぞれの違いを詳しくみていきましょう。
中古車買取業者
中古車買取業者とは、中古車の買取を専門に扱う業者です。動かない車の中でも、バッテリ切れなどの状態で車が動かない際に利用をおすすめします。中古車買取業者では、初度登録からの年式が新しいほど、高価買取が期待できる傾向があります。
ただし、年式が古く不人気車の場合、買取をお断りされてしまう可能性もあるため、全ての車を買取してもらえる訳ではありません。車の状態によっては、処分費用が追加で必要になる可能性があります。
廃車買取業者
廃車買取業者とは、他社で買取をお断りされた車や処分費用を請求された車を代行して処分してもらえる業者です。中古車買取業者ほどの高い査定金額が提示されませんが、状態が悪い車でも引き取りから処分まで対応してくれるメリットがあります。
廃車買取業者では、車検切れはもちろん、エンジンの故障や水没車でも廃車可能であり、余計な処分費用が発生する心配もありません。
処分費用も含めて数万円程度で愛車を買取してくれるでしょう。買取業者で値段がつかない車を処分したい場合には、廃車買取業者の利用をおすすめします。
動かない車とはどんな車なの？
動かない車の状態を具体的に4つ紹介します。
- 種類①：エンジンがかからない車
- 種類②：故障で動かない車
- 種類③：バッテリー切れの車
- 種類④：車検切れの車
それぞれの車の状態を詳しく解説します。
種類①：エンジンがかからない車
エンジンがかからない車とは、一部の電気系統にトラブルが発生している状態の車です。具体的には、バッテリー上がりなどで一時的にエンジンがかからない車のことを指します。
バッテリー上がりなどの部分的な故障であれば、復旧作業だけで対応可能である中古車買取業者も多いでしょう。ただし、バッテリーが寿命を迎えてしまった場合や車検切れ車で行動を走行できない場合には、買取希望する業者に事前確認してみましょう。
種類②：故障で動かない車
車の内部や電気回路の不具合によって車が動かなくなった場合には、故障車として定義されます。車の状態によって売却方法や売却先が異なりますが、故障箇所が修理で対応できる場合には、中古車買取業者でも買取可能です。
さらに所有者自身が修理できない車の状態でも、専門業者が手を加えることで修理できる状態であれば、多少の値段がつくでしょう。場合によっては期待以上の金額で売却できる可能性もあります。
種類③：バッテリー切れの車
車が動かない原因がバッテリー切れの場合には、中古車取扱店に依頼して復旧作業をしてもらいましょう。バッテリーの修理や交換方法は複数存在しますが、車の引き渡し方法にyって最終的に提示される買取金額に差があります。
査定金額をアップさせるためにバッテリー交換を検討している方は、購入費以上の買取金額が期待できるのかを査定前に事前確認しておきましょう。査定金額がバッテリー交換費用よりも低い場合、結果的に金額面で損をしてしまいます。
種類④：車検切れの車
車は動きますが、車検切れで公道を走行できない場合でも、通常の中古車買取と同じく売却が可能です。車検残り期間が1年以下の場合には、高い買取金額が期待できない可能性がありますが、車検切れの状態でいつまでも保有しても意味がありません。
公道を走行できない状態のため、搬送はレッカーの力が必要です。車検切れの車を買取や廃車業者に査定してもらうためには、レッカーを利用する以外にも、出張査定や仮ナンバーを申請するなどの方法を取りましょう。
動かない車の目安買取相場【3選】
動かない車の目安買取金額を解説します。今回具体的に紹介する車種は以下の通りです。
- 自走できる状態の場合
- 使用経過年数が長い車の場合
- 車としての価値が低い場合
それぞれ詳しく解説します。
自走できる状態の場合
動かない車の中でも、車検切れで走行できない状態の場合、車検を通すだけで再販できるため、買取金額は多少期待できます。
また、軽度な修理であれば、再販にかかるコストも少ないため、故障や不具合が発生していない車と同様の金額で買取してもらえるでしょう。車種によって金額に多少の誤差はありますが、状態の悪い車でも10万円ほどの買取金額が期待できます。
使用経過年数が長い車の場合
車が動かない状態の中でも、走行距離が10万kmを超える過走行車や年式が古い車などで高額査定を目指すことは難しいでしょう。特に不動車の場合、再販する際のコストが高くなり、一般的な車よりも査定金額が減額されてしまうでしょう。
走行距離が多い車や年式が古い車は、車自体の価値がつきにくいこともあり、自動車税や自賠責保険の還付金を合わせて数万円程度で買取されます。
車としての価値が低い場合
重度のエンジントラブルや水没車など修理しても自走不可の状態の車は買取金額がつきにくい傾向があります。ただし、車を処分する際の鉄屑資源となるため、1万円前後で買取してもらえます。
ディーラーなどで廃車手続きを行う際には、数万円前後のお金が必要になります。もし、廃車手続きに余計な費用をかけたくない方は、廃車買取業者の利用を検討してみてください。
動かない車を高く売る5つのコツ
動かない車を高く売るコツを5つ紹介します。
- コツ①：査定が有利になる装備類をアピールする
- コツ②：車内清掃を実施する
- コツ③：修理費用がかかる修理をしない
- コツ④：レッカー代を業者に事前確認
- コツ⑤：売却するタイミング
それぞれのコツを詳しく解説します。
コツ①：査定が有利になる装備類をアピールする
査定するスタッフはプロの査定士ですが、見落としが必ずない訳ではありません。自分の車にプラス査定の要素がある場合は、積極的にアピールしましょう。特にアルミホイールや純正ナビ、サンルーフなどは査定金額がアップしやすい傾向があります。
他にも、フロアマットやシートカバー、ETC車載器なども査定金額がアップしやすくなるオプション装備のため、査定スタッフに正確な車両情報を伝えましょう。
コツ②：車内清掃を実施する
車内清掃は査定金額をアップさせるために重要なポイントです。特に車内の臭いや汚れは減額対象として査定金額が算出されてしまいます。
そのため、常に車内と外装を綺麗な状態にしておきましょう。車の内外装が汚い場合、査定スタッフの車に対する第一印象が悪くなってしまいます。なるべく外装の汚れを落とし、車内はゴミや荷物をある程度片付けた状態で査定に挑んでください。
コツ③：修理費用がかかる修理をしない
修理費用がかかる修理はしない状態で愛車を売却する方法も重要です。バッテリー交換や傷の修復などは状態によって査定金額以上の費用が発生する可能性があります。
その他、レッカー搬送などの費用も含めた上で修理するのか、修理しないのかを確認してみてください。
コツ④：レッカー代を業者に事前確認
レッカー代金を業者に確認しておくことも重要です。レッカー搬送費用は買取や廃車業者によって金額が異なります。
業者によっては、レッカー搬送を無料で対応してもらえるケースもあるため、業者利用前には、レッカー搬送費用について事前確認しておくことをおすすめします。売却する前には、見積内容にレッカー搬送費用が含まれていないのかを念入りに確認してください。
コツ⑤：売却するタイミング
高額査定が狙いやすいタイミングは「1月〜3月」までのタイミングです。1月〜3月までのタイミングが、自動車業界の中で決算時期でもあり、自動車流通台数が他の月以上に多くなります。
結果的に査定金額がアップしやすくなり、高額査定が期待しやすいでしょう。愛車を売却する際には、売却する時期を検討しつつ、査定依頼を行いましょう。
車買取・動かない車についてよくある質問事項【3選】
車買取・動かない車についてよくある質問事項を3つまとめました。
- 質問事項①：動かない車とは具体的にどんな車ですか？
- 質問事項②：動かない車の買取相場は？
- 質問事項③：動かない車を高く売るコツを教えてください
記事の内容を振り返る意味でももう一度詳しく解説します。
質問事項①：動かない車とは具体的にどんな車ですか？
エンジンがかからない車とは、一部の電気系統にトラブルが発生している状態の車です。具体的には、バッテリー上がりなどで一時的にエンジンがかからない車のことを指します。
バッテリー上がりなどの部分的な故障であれば、復旧作業だけで対応可能である中古車買取業者も多いでしょう。ただし、バッテリーが寿命を迎えてしまった場合や車検切れ車で行動を走行できない場合には、買取希望する業者に事前確認してみましょう。
質問事項②：動かない車の買取相場は？
動かない車の中でも、車検切れで走行できない状態の場合、車検を通すだけで再販できるため、買取金額は多少期待できます。
また、軽度な修理であれば、再販にかかるコストも少ないため、故障や不具合が発生していない車と同様の金額で買取してもらえるでしょう。車種によって金額に多少の誤差はありますが、状態の悪い車でも10万円ほどの買取金額が期待できます。
質問事項③：動かない車を高く売るコツを教えてください
車内清掃は査定金額をアップさせるために重要なポイントです。特に車内の臭いや汚れは減額対象として査定金額が算出されてしまいます。
そのため、常に車内と外装を綺麗な状態にしておきましょう。車の内外装が汚い場合、査定スタッフの車に対する第一印象が悪くなってしまいます。
