愛車を買取業者に売却する予定だけど減額トラブルに発展しそうで困っている方いませんか?買取業者と売買に関係する取引を行う場合、トラブルに発展する可能性はゼロではありません。
では、買取業者と減額トラブルに発展する原因は何があるのでしょうか。この記事では、車買取において減額トラブルに発展する原因や解決策を詳しく解説します。
記事内では、買取業者と減額トラブルに発展した場合の解決策も合わせて紹介しています。気になる方は、是非参考にしてみてください。
車買取において減額トラブルに発展する原因は?
車買取において減額トラブルに発展する原因は具体的に2つあります。
- 原因①:修復歴や事故歴を隠していた
- 原因②:売却する車に新しく不具合や故障が判明した
減額トラブルに発展する原因を詳しく解説します。
原因①:修復歴や事故歴を隠していた
減額トラブルに発展する1つ目の原因は、愛車の修復歴を隠していた場合です。車の所有者は、愛車に修復歴がある場合、査定前に事前に伝える義務があります。しかし、愛車の正確な情報を伝えない場合、不具合や故障が見逃されてしまう可能性があります。
外観は綺麗な状態でも「修復歴」や「事故歴」が後々判明した場合には、減額請求に応じる必要があるでしょう。減額トラブルに売却主が応じない場合、買取業者から損害賠償請求される可能性もあります。
減額トラブルに発展させないためにも、買取業者に査定を依頼する場合には、事前に正確な車両情報を告知しましょう。
原因②:売却する車に新しく不具合や故障が判明した
買取業者に車を引き渡した後、整備に回す際に以前の査定では確認できなかった故障や不具合が見つかると減額トラブルに発展する可能性があります。
査定士が細かくチェックした場合でも、エンジン周りや内部機関系の不具合は、精密な整備に回さなければ確認できません。ただし、車の外観上の凹みや傷の見落としは、最初の査定で確認できる内容です。
そのため、買取業者から減額請求された場合でも、応じる必要はありません。契約内容を踏まえた上で、減額に応じるのか、応じないのかを慎重に判断してみてください。
減額トラブルに発展しやすい車の特徴がコレ!
減額トラブルに発展しやすい車の特徴がこの4つです。
- 特徴①:修復歴有りの車
- 特徴②:水没車
- 特徴③:エンジントラブルがある車
- 特徴④:車内に独特の臭いが残っている車
故障しやすい車の特徴を詳しく解説します。
特徴①:修復歴有りの車
修復歴有りの車とは、車のフレーム部分に損傷があり、効果や修復した履歴が残る車のことです。フレームは走行の安定性を保つための重要な役割を果たしており、修復歴があると判断された車は、査定金額が大きく減額される傾向があります。
しかし、過去に車両事故を起こしたからという理由で必ずフレームを直している訳ではありません。修復歴がある車を売却する場合や過去に車両事故を起こした際には、査定スタッフに事前申告を行う必要があります。
特徴②:水没車
水没車は外装からの判断が難しい傾向が高く、査定前に申告していない場合、車両を引き渡した後に判明する可能性が高いです。
特に大型台風やゲリラ豪雨、洪水などの影響で水没した経験がある場合、エンジン周りや金属パーツ、ゴムパーツなどに車両ダメージを受けている可能性が高く、修理には別途費用が必要でしょう。
水没車の状態でもマフラー以上まで水没した車の場合、電装部品まで水の影響が及んでいる可能性も高いです。
水没の有無は査定前に事前申告が必要な内容です。申告せずにそのまま売買契約を進めると、車両引き渡し後に減額トラブルに発展しやすいポイントでもあるため注意しましょう。
特徴③:エンジントラブルがある車
エンジントラブルは、査定時にエンジンをかけただけでは発見しにくく、車を引き渡した後の整備の際に判明する状態です。
エンジン周りの修理費用は高額になりやすく、大幅な減額につながる可能性があります。特に走行中、以下のような違和感がある場合にはエンジントラブルが考えられます。
- 異音や振動がある
- 異臭がある
- アクセルを踏み込んだ際に加速しない
- 排気ガスが白い
普段走行する中で上記不具合内容に当てはまる内容が1つでもあれば、査定前に事前申告しておくことをおすすめします。
特徴④:車内に独特の臭いが残っている車
車内の臭いが取れない場合、後々減額トラブルに発展する可能性があります。タバコや飲食物、ペット臭などの臭いが取れにくく、車内清掃を実施しても中々臭いが除去できません。
特にタバコの臭いは一度、ついてしまうと簡単には取り除くことはできないでしょう。そのため、車内では「タバコを吸わない」「飲食物は持ち込まない」「食材を購入した時は汁などの臭いが漏れないようにする」などの対策が必要です。
減額トラブルが起こった場合の解決策
減額トラブルが起こった場合の解決策を3つ紹介します。
- 解決策①:買取業者に減額理由を確認する
- 解決策②:契約内容を確認する
- 解決策③:消費生活センターへ相談する
それぞれの解決策を詳しく解説します。
解決策①:買取業者に減額理由を確認する
まずは買取業者に減額トラブルの理由を直接確認する方法です。減額理由によっては、売却主が減額を受け入れるのかを可否できる可能性があります。
買取業者からの急な減額請求に納得できない方も多いと思いますが、円満な関係性を築いていくためにも、買取業者からの説明を聞くことがまず最初に重要です。
減額理由を確認した後は、買取業者と売却主のどちらに落ち度があるのかを確認してください。売却主の申告漏れで減額トラブルに発展している場合には、減額請求に応じる必要があります。
しかし、減額請求の中には、最初の査定時による見落としが原因の可能性もあります。買取業者側の確認不足については、減額請求に応じる必要はありません。
解決策②:契約内容を確認する
売買契約書に記載された内容を確認することも重要です。契約書の注意書きなどには「契約後の減額の可能性」について記載されている可能性があります。減額に関係する内容が記載されていれば。基本的に買取店側の指示に従う必要があります。
ただし、売買契約書に記載された内容の中でも、納得できない場合には、担当スタッフに相談してみましょう。
解決策③:消費生活センターへ相談する
減額トラブルの中でも「買取店側に落ち度がある」「減額の拒否に応じてくれない」「高いキャンセル料を請求された」「減額に納得いかない」などのトラブルに発展した場合などの消費生活トラブルに発展する際には、消費生活センターにまずは相談してみましょう。
消費生活センターは。消費者全般のトラブルに相談できる専門機関です。相談方法は「番号188に電話をかける」もしくは「お住まいの都道府県にある消費生活センターへ電話をかける」などの方法です。
どちらの方法もトラブルの報告や対処方法の相談が可能でありますが、買取店との間に入りトラブルを解説してくれる訳ではありません。あくまでトラブル解決のサポートをしてくれる機関ということを覚えておきましょう。
車買取・減額トラブルについてよくある質問事項【3選】
車買取・減額トラブルについてよくある質問事項を3つまとめました。
- 質問事項①:車買取において減額トラブルが起こる原因は?
- 質問事項②:減額トラブルに最も発展しやすい車の特徴は?
- 質問事項③:減額トラブルが起こった場合の解決策は?
記事の内容を振り返る意味でも、もう一度詳しく確認してみましょう。
質問事項①:車買取において減額トラブルが起こる原因は?
減額トラブルに発展する原因は、愛車の修復歴を隠していた場合です。車の所有者は、愛車に修復歴がある場合、査定前に事前に伝える義務があります。しかし、愛車の正確な情報を伝えない場合、不具合や故障が見逃されてしまう可能性があります。
外観は綺麗な状態でも「修復歴」や「事故歴」が後々判明した場合には、減額請求に応じる必要があるでしょう。
質問事項②:減額トラブルに最も発展しやすい車の特徴は?
修復歴有りの車とは、車のフレーム部分に損傷があり、効果や修復した履歴が残る車のことです。フレームは走行の安定性を保つための重要な役割を果たしており、修復歴があると判断された車は、査定金額が大きく減額される傾向があります。
しかし、過去に車両事故を起こしたからという理由で必ずフレームを直している訳ではありません。修復歴がある車を売却する場合や過去に車両事故を起こした際には、査定スタッフに事前申告を行う必要があります。
質問事項③:減額トラブルが起こった場合の解決策は?
まずは買取業者に減額トラブルの理由を直接確認する方法です。減額理由によっては、売却主が減額を受け入れるのかを可否できる可能性があります。
買取業者からの急な減額請求に納得できない方も多いと思いますが、円満な関係性を築いていくためにも、買取業者からの説明を聞くことがまず最初に重要です。
減額理由を確認した後は、買取業者と売却主のどちらに落ち度があるのかを確認してください。売却主の申告漏れで減額トラブルに発展している場合には、減額請求に応じる必要があります。