車の買取契約を業者と交わしたけど、一向に買取金額が入金されないと心配な方いませんか？車の買取金額が高額であり、入金されない時間が長くなるほど不安が募るものです。では、なぜ買取金額が自分の振り込み口座に入金されないのでしょうか。
この記事では、車の買取買取金額が入金されない理由について詳しく解説します。記事内では、車の入金トラブルを相談する場所も紹介しています。気になる方は、是非参考にしてみてください。
車の買取金額が振り込まれない理由とは？
車の買取金額が振り込まれない理由は以下の6つです。
- 理由①：買取業者が倒産してしまった
- 理由②：そもそも買取業者が存在していない
- 理由③：減額請求されている
- 理由④：買取業者が入金を忘れている
- 理由⑤：入金予定日が定休日
- 理由⑥：入金口座を間違えた
買取金額が振り込まれない理由をさらに詳しく解説します。
理由①：買取業者が倒産してしまった
買取業者から提示された金額が入金予定日になっても入金されない場合には、買取業者が既に倒産している可能性があります。倒産による入金トラブルを防ぐためには、国民生活センターに一度相談してみることをおすすめします。
倒産トラブルは、個人経営や買取業者で考えられるケースのため、売買契約を結ぶ際には注意しましょう。倒産した場合でも債務者となり、適切な手続きを行えば業者の状況整理ができた段階で入金される可能性もあります。
ただし、買取業者に支払い能力があると認められた時のみ、売却金額が返金される形になります。支払い能力が認められなければ、全額支払いが難しいでしょう。
理由②：そもそも買取業者が存在していない
買取した業者が実は存在していない、もしくは詐欺目的で実存している買取業者を装い取引を進めていた可能性もあります。
悪質なケースになりますが、買取業者の中には怪しい業者があることも事実です。他社よりも高額な価格提示をしてくる業者やすぐに車の引き取りを要望する業者には注意しましょう。
理由③：減額請求されている
買取契約した金額が振り込まれない理由の1つとして、減額請求されているケースも頭に入れておきましょう。契約前に申告がなかった故障や修復歴などを業者が発見した場合、減額されたり入金の時期が遅くなるトラブルが発生します。
減額トラブルについては、買取契約書を交わす際に事前確認しておくことがチェックポイントになります。
理由④：買取業者が入金を忘れている
買取金額が入金されない理由として、単純に買取業者が入金を忘れている可能性も考えられます。ほとんどの買取業者では、徹底した管理の元、取引を行なっていますが、入金を忘れてしまう確率もゼロではありません。
単純に入金のし忘れであれば、業者に連絡後、すぐに対応してもらえるため安心です。まずは入金されないことを買取業者に連絡してみてください。自分の口座に買取金額が振り込まれるまでの期間は、金融機関の翌営業日となります。
理由⑤：入金予定日が定休日
入金予定日が定休日の場合には入金確認できない可能性があります。入金日が定休日と重なっても、翌営業日に入金手続きが行われるため安心です。
定休日に入金予定日を設定すること自体問題ですが、しっかりと事前確認することで防げるトラブルであることが間違いありません。買取業者に頼るのではなく、自分で入金予定日を確認する意識を持ちましょう。
自然災害などの予期せぬ事態で急に休業となった可能性もあります。
特に個人で事業を営んでいる買取業者であれば、従業員も少なく手続きを処理することにも時間が必要になるでしょう。臨機応変に対応できることを求められますが、基本的には、連絡することですぐに入金されます。
理由⑥：入金口座を間違えた
振り込み希望する入金口座の内容に誤りがあった場合もしくは買取業者が振り込み口座を間違えた場合には、別の口座に誤入金されてしまう可能性もあります。
誤入金があった場合には、金融機関に入金中止の手続きを行い、再振り込み手続きを買取業者が行わなければいけません。予定した入金日より1週間以上遅れる可能性もあるため注意しましょう。
車の買取金額が振り込まれないトラブルを防ぐためには？
車の買取金額が振り込まれないトラブルを未然に防ぐ防止策を2つ紹介します。
- 個人売買ではなく大手買取業者を利用する
- 売買契約書の入金日を事前確認する
それぞれの防止策を詳しく解説します。
個人売買ではなく大手買取業者を利用する
個人売買の場合、契約書を用意せずに売買してしまう方も中にはいるでしょう。契約書を交わさない結果、入金完了後に故障箇所が判明したことで、後々トラブルに発展するケースがあります。
個人売買では、買取よりも高値の金額が付く場合がありますが、大手買取業者の方が手続き自体に安心感があります。買取業者であれば、契約書を交わすことがほとんどであるため、トラブルを未然に回避できるでしょう。
売買契約書の入金日を事前確認する
売却希望者が売買契約書の内容を把握していなかった結果、入金されない場合や減額請求される可能性もあります。そのため、キャンセルや入金関連の規約は必ず把握しておきましょう。不明点などはその場で担当スタッフに事前確認しておくことをおすすめします。
売買契約を締結した後に何らかの理由でキャンセルすることもあります。規約によっては、高額なキャンセル料を請求されるリスクもあるため、売買契約書は入念に確認しておくことをおすすめします。
入金トラブル時の相談先【3選】
入金トラブル時の相談先を3つ紹介します。
- 国民生活センター
- 一般社団法人日本自動車購入協会（JPUC）
- 弁護士に相談する
それぞれの相談先について詳しく解説します。
国民生活センター
国民生活センターは、さまざまな消費者問題の調査と情報の収集、および法による解決のための手続きを実施している相談所です。実際に相談者から実際に寄せられた事例も何件か記載されているため、参考程度に目を通しておくことをおすすめします。
国民生活センターは、平日の11時〜13時（年末年始、土曜日祝日を除く）で相談を受け付けています。その他の時間帯であれば、「188」の番号で繋がる消費者ホットライン（全国統一番号）経由で相談できます。
URL：https://www.kokusen.go.jp/soudan/index.html
一般社団法人日本自動車購入協会（JPUC）
一般社団法人日本自動車購入協会（JPUC）は、全国の自動車買取に関係する情報やトラブルの相談受付と回答に取り組んでいる協会です。
JPUC車売却消費者相談室では、一括査定サイトの運営業者や買取業者との間で起きたトラブルや疑問点などの相談を受付しており、入金されない買取トラブルに現在、困っている場合には、一度相談してみることをおすすめします。
一般社団法人日本自動車購入協会（JPUC）のお問合せ受付時間は、平日の9時〜17時までです。査定申し込みのキャンセルや情報削除などの依頼は受付していません。
URL：https://www.jpuc.or.jp/trouble/
弁護士に相談する
買取トラブルに詳しい弁護士に相談してみる方法も良いでしょう。法律的観点から問題を分析してくれる弁護士に相談することがおすすめです。
弁護士に相談する場合には、依頼料が発生しますが、法律の専門家に的確なアドバイスや解決方法を聞けます。個人で対応しきれないトラブル解決に導いてくれるでしょう。
車買取・振り込まれないについてよくある質問事項【3選】
車買取・振り込まれないについてよくある質問事項を3つまとめました。
- 質問事項①：車の買取金額が振り込まれない理由は？
- 質問事項②：入金されないトラブルを防ぐためには？
- 質問事項③：入金トラブル時におすすめする相談先を教えてください。
記事の内容を振り返る意味でももう一度詳しく解説します。
質問事項①：車の買取金額が振り込まれない理由は？
買取業者から提示された金額が入金予定日になっても入金されない場合には、買取業者が既に倒産している可能性があります。倒産による入金トラブルを防ぐためには、国民生活センターに一度相談してみることをおすすめします。
買取金額が入金されない理由として、単純に買取業者が入金を忘れている可能性も考えられます。ほとんどの買取業者では、徹底した管理の元、取引を行なっていますが、入金を忘れてしまう確率もゼロではありません。
単純に入金のし忘れであれば、業者に連絡後、すぐに対応してもらえるため安心です。
質問事項②：入金されないトラブルを防ぐためには？
個人売買の場合、契約書を用意せずに売買してしまう方も中にはいるでしょう。契約書を交わさない結果、入金完了後に故障箇所が判明したことで、後々トラブルに発展するケースがあります。
個人売買では、買取よりも高値の金額が付く場合がありますが、大手買取業者の方が手続き自体に安心感があります。買取業者であれば、契約書を交わすことがほとんどであるため、トラブルを未然に回避できるでしょう。
質問事項③：入金トラブル時におすすめする相談先を教えてください。
一般社団法人日本自動車購入協会（JPUC）は、全国の自動車買取に関係する情報やトラブルの相談受付と回答に取り組んでいる協会です。
JPUC車売却消費者相談室では、一括査定サイトの運営業者や買取業者との間で起きたトラブルや疑問点などの相談を受付しており、入金されない買取トラブルに現在、困っている場合には、一度相談してみることをおすすめします。
