廃車する車に忘れ物をしてしまいどうしようか悩んでいる方いませんか?とくに廃車する車はスクラップされるまでの時間が限られており、時間が勝負です。
業者によってはスクラップ作業を進めてしまうと、忘れ物が永久的に手元に返ってこない可能性もあります。
そこでこの記事では、廃車する車に忘れ物をしてしまった際の対処方法を解説します。
記事内では、廃車時に忘れ物をしないための確認ポイントも合わせて紹介しています。気になる方は是非、参考にしてみてください。
【結論】忘れ物を保管してくれるかは廃車業者次第
廃車する車に忘れ物をした場合、荷物を保管してくれるのかは、結論、廃車業者次第になります。廃車する車に忘れ物がないのかをしっかりと確認してくれる業者であれば、たとえ廃車する車に忘れ物をした場合でも、保管してくれます。
ただし、廃車業者によっては、車内を確認せず、すぐに車をスクラップしてしまう業者もあります。
業者によって車内確認を行う業者と行わない業者があることを覚えておきましょう。
もし、廃車する車に忘れ物をしたことに気づいた場合には、早急に廃車業者への連絡は必要不可欠になります。
廃車する車の中に忘れ物をしたことに気づくタイミングが早いほど、戻ってくる可能性も高くなります。廃車予定の車を引き取った業者は遅くとも、翌日には次のオーナーに引き渡す段取りを行ったり、スクラップしてしまいます。
そのため、最悪でも忘れ物に気づいた翌日までには、連絡しておくことが重要です。
廃車する車に忘れ物をした時の対処方法とは?
廃車する車に忘れ物をした時の対処方法は3つあります。
- 車を引き渡した翌日までに廃車業者に連絡する
- もう一度、忘れ物がないのか確認する
- 代替品を購入もしくは再発行する
それぞれの対処方法を詳しく解説します。
車を引き渡した翌日までに廃車業者に連絡する
廃車する車に忘れ物をした場合、車を引き渡した翌日までには、廃車業者に連絡を入れましょう。
一般的に廃車業者は、売却主から車を引き渡されて以降、2日〜3日以内に整備や引き渡しの準備、スクラップ工場に持って行くなどの手配を進めます。
そのため、売却の翌日や気づいた時点ですぐに連絡することが何より重要です。忘れ物に気づくタイミングが早ければ早いほど忘れ物が手元に戻ってくる可能性が高くなります。
もう一度、忘れ物がないのか確認する
廃車する車に忘れ物をしたことに気づいた場合でも、もう一度身近な場所に忘れ物が本当にないのかを確認することも重要です。廃車予定の車に忘れ物があると気づいた後でも、忘れ物がポケットに入っていた、もしくは鞄の中に保管されているケースも考えられます。
廃車する車に忘れ物をした場合、すぐに廃車業者への一報も大切ですが、連絡と同時に身近な場所に忘れ物が置いていないかをもう一度確認しましょう。
代替品を購入もしくは再発行する
廃車する車に忘れ物をしたことに気づき、慌てて廃車業者に連絡しても、既に車がスクラップにかけられている可能性もあります。
もし、廃車された後で車がそもそもない場合には、代替品の用意が必要です。
具体的には、
- ETCカードの忘れ物:ETC再発行の依頼を行う
- 書類や保管物の忘れ物:代替品の確認や購入
などの適切な対応を取りましょう。中でもETCカードの再発行には時間がかかり、ます。その際、ETCカードの代替品が手元に届くまでの対応も考えなければいけません。
あるある!廃車時に忘れ物として車内に置いてある物
廃車する車に忘れやすい保管物を以下にまとめました。
- ETCカード
- CDやDVD
- カードキーやキーホルダー
- 指輪、小物
- ぬいぐるみ
とくにETCカードやCD、DVDなど意外と車内に忘れやすい保管物です。カードキーやキーホルダー、指輪などの小物は、ドアポケットやダッシュボード内に入れっぱなしの状態であるケースが考えられます。
他にも、座席シートの下やフロアカーペットの下に荷物が入り込んでいるケースも良くあるケースのため、廃車前には必ず荷物の忘れ物がないよう、念入りに確認しておくことをおすすめします。
しっかり、一箇所ずつ、丁寧に点検することが重要です。
廃車時に忘れ物をしないための確認ポイント【3選】
廃車時に忘れ物をしないために気をつけてほしい事前確認ポイントが3つあります。
- ダッシュボードの隅に物が挟まっていないか?
- フロアカーペットの裏に物がないのか?
- ETCカードやその他のカードの抜き忘れがないのか?
それぞれの確認ポイントを詳しく解説します。
ダッシュボードの隅に物が挟まっていないか?
ダッシュボードの中の忘れ物は廃車する車に忘れ物をしていないのか確認するポイントとして重要です。
ダッシュボード内には、一時的に保管するために収納する荷物が多い傾向があります。さらに収納した物が小物であるほど、隅の方に追いやられてしまい、ダッシュボードを開けた際に気づかない方が多いです。
ダッシュボードへの忘れ物として多いのが、指輪が挙げられます。指輪は運転時に邪魔になるという理由で外す方も中にはいます。他にも、CDやDVDなどを入れっぱなしにしたことで、廃車した後に忘れ物に気づく方も中にはいます。
CDやDVDは指輪ほど高価な物ではありませんが、入手しにくく、人によってはこの世で1番価値のある物である可能性も考えられます。車を廃車にする際には、ダッシュボード内に忘れ物がないかを2度、3度と確認することをおすすめします。
フロアカーペットの裏に物がないのか?
フロアカーペットの裏に忘れ物をする方も多いです。フロアカーペットの裏の忘れ物に気づく方はほとんどおらず、意外とカーペットの裏にあることにも気づかないケースがほとんどです。
フロアカーペットの中に忘れやすい荷物としては、指輪やキーケースなどが挙げられます。いずれも、車が廃車されると、忘れ物が手元に戻ってくることはないため、早急な対応が必要です。廃車前には、フロアカーペットを全て剥がし、カーペットの中に忘れ物がないかを確認してください。
確認する際には、夜ではなく、外が明るい時間帯に行うことをおすすめします。
ETCカードやその他のカードの抜き忘れがないのか?
ETC車載器にカードの忘れ物をする方も意外とたくさんいます。普段当たり前にETCカードを車載器に搭載しているからこそ、ETCカードが車載器に入っていたことに気づかない方も中にはいます。
ETCカード以外にも、クレジットカードやガソリンスタンド専用の利用カードなども車内に保管されているケースがあります。
廃車前には、必ず車内にカードの忘れ物がないかを念入りに確認しましょう。ETCカードが紛失した場合、再発行には最短でも1週間以上の時間が必要になってしまいます。
ETCカードを利用する方にとっては、必要不可欠なカードであるため、必ずカードを抜き取ることを忘れないでください。
「廃車・忘れ物」についてよくある質問事項
廃車・忘れ物についてよくある質問事項を以下に4つまとめました。
- 廃車する車に忘れ物をした場合は、どうすれば良いですか?
- 廃車時に忘れ物をしないための対処方法を教えてください
- 廃車時に注意したい確認ポイントは?
- 廃車する車に忘れやすい荷物は何ですか?
記事の内容を振り返る意味でも、もう一度詳しく紹介します。
廃車する車に忘れ物をした場合は、どうすれば良いですか?
廃車する車に忘れ物をした場合、車を引き渡した翌日までには、廃車業者に連絡を入れましょう。
一般的に廃車業者は、売却主から車を引き渡されて以降、2日〜3日以内に整備や引き渡しの準備、スクラップ工場に持って行くなどの手配を進めます。
そのため、売却の翌日や気づいた時点ですぐに連絡することが何より重要です。忘れ物に気づくタイミングが早ければ早いほど忘れ物が手元に戻ってくる可能性が高くなります。
廃車時に忘れ物をしないための対処方法を教えてください
廃車時に忘れ物をしないためには、時間をかけて車に忘れ物がないのかを確認することが何より重要です。車内の忘れ物は、意外と廃車した後に気づくケースがほとんどです。
廃車してから忘れ物に気づき、廃車業者に連絡しても手遅れになっているケースも考えられます。また、廃車する車に忘れ物がないのかを確認する際には、夜ではなく外が明るい朝や昼間の時間帯に行うことをおすすめします。
廃車時に注意したい確認ポイントは?
ダッシュボードの中の忘れ物は廃車する車に忘れ物をしていないのか確認するポイントとして重要です。
ダッシュボード内には、一時的に保管するために収納する荷物が多い傾向があります。さらに収納した物が小物であるほど、隅の方に追いやられてしまい、ダッシュボードを開けた際に気づかない方が多いです。
ダッシュボードへの忘れ物として多いのが、指輪が挙げられます。指輪は運転時に邪魔になるという理由で外す方も中にはいます。
廃車する車に忘れやすい荷物は何ですか?
廃車する車に忘れやすい荷物として以下の保管物が挙げられます。
- ETCカード
- CDやDVD
- カードキーやキーホルダー
- 指輪、小物
- ぬいぐるみ
とくにETCカードやCD、DVDなど意外と車内に忘れやすい保管物です。カードキーやキーホルダー、指輪などの小物は、ドアポケットやダッシュボード内に入れっぱなしの状態であるケースが考えられます。
他にも、座席シートの下やフロアカーペットの下に荷物が入り込んでいるケースも良くあるケースのため、廃車前には必ず荷物の忘れ物がないよう、念入りに確認しておくことをおすすめします。