トヨタ自動車が提供しているKINTOは若者を中心に現在、人気を集めているカーリースサービスです。
しかし、実際に「KINTOが向いている人と向いていない人はどんな人なんだろう?」と疑問を持たれる方は少なくありません。
そこで、この記事では「KINTOが向いている人と向いていない人」についての内容を分かりやすくまとめました。
この記事を最後まで読んで頂ければ「KINTOがどのような人に向いているサービス」なのかを理解して頂けるでしょう。
KINTOが向いている人の特徴
まず、KINTOが向いている人の特徴は、以下の4つです。
- 若者(運転歴が浅い人)
- 結婚・子育て世代
- シニア世代
- 過去3年間に事故歴がある人
1.若者(運転歴が浅い人)
KINTOは若者の中でも「運転歴が浅い人」に向いているサービスです。
車の運転に慣れていない方は、車両事故を起こす可能性も高い傾向があります。
そのため、最新の安全性能装置や快適装備が付いている車を運転することによって、車両事故のリスクを最小限に抑えてくれるでしょう。
KINTOであれば、最新技術が搭載された新車に乗ることができます。
2.結婚・子育て世代
結婚や子育て世代の方にも、KINTOはおすすめです。
結婚や子育て世代の方は特に、車の使用目的が変化しやすい時期でもあります。
そのため、今は軽自動車で十分だが、数年後にはミニバンが欲しくなるケースも少なくありません。
KINTOであれば、毎月定額支払いで車を所有できることはもちろん、数年後のライフスタイルに合わせた車の乗り換えがしやすくなっています。
3.シニア世代
シニア世代にも、KINTOはおすすめです。
シニア世代と聞くとやはり、認知力の低下に伴いアクセルとブレーキの踏み間違いや逆走などの車両リスクが高くなる傾向があります。
そのため、シニア世代で車を買い替える方の中には、安全性能装置が十分に備わっている車に買い替える方も少なくありません。
また、KINTOを利用すれば、車の購入費用はもちろん、税金関係やメンテナンス費用、車検代など全てコミコミになっており、車の固定費が常に一定になるメリットも期待できます。
4.過去3年間に事故歴がある人
過去3年間に事故歴がある人にも、KINTOはおすすめです。
KINTOでは、車の購入費用の他にも、自動車保険もリース料金の中に含めることができます。
そのため、過去3年間に事故歴がある人でも、保険を使用したことで保険料が上がる心配をなくすことができます。
自動車保険の等級が上がってしまうと、翌年の保険料が高くなります。
そのため、KINTOを利用すれば、現状、事故歴がある方でも保険料の上がり幅を最小限に抑える効果も期待できるでしょう。
KINTOが向いていない人の特徴
次にKINTOが向いていない人の特徴について、3つ紹介します。
- 任意保険の等級がMAX
- 1台の車を長く乗りたい
- 走行距離が多い
1.任意保険の等級がMAX
任意保険は等級が1等級〜20等級まで設定されており、20等級に近づくにつれて保険料の割引率が高くなる仕組みになります。
そのため、現在、自動車保険の等級がMAX(20等級の場合)には、保険料の割引率を無駄にしてしまうデメリットが考えられます。
そのため、1番安い割引率で車を所有したい方にはおすすめできないサービスです。
2.1台の車を長く乗りたい
1台の車を長く乗り続けたい方にも、KINTOはおすすめできません。
KINTOのリース期間は「3年」「5年」「7年」と期間が決まっています。
そのため、1台の車を長く乗り続ける方には、おすすめできないサービスです。
3.走行距離が多い
走行距離を多く走る方にも、KINTOはおすすめできません。
KINTOでは毎月もしくは年間の走行距離に制限があります。
走行距離制限以上の距離を運転した場合には、過走行料金が必要になるケースも考えられます。
そのため、年間1万km以上走行する方に、KINTOはおすすめできないサービスです。
KINTOを利用するメリット
KINTOを利用するメリットは、6つあります。
- 任意保険込みで月額1万円〜
- 頭金なし
- WEB契約で完結
- ライフステージの変化に合わせて乗り換えが可能
- 新車で安全
- 車のメンテナンスは正規店で行う
1.任意保険込みで月額1万円~
KINTOでは、リース料金の中に任意保険が含まれています。
しかも、リース料金に含まれる任意保険料は月々1万円からであり、保険を新規で契約する方にとっては格安の保険料で保険を契約できるメリットが考えられます。
他のリース会社をみても、任意保険までリース料金に含められるサービスは少ない分、KINTOにしかない特徴とも言えるでしょう。
2.頭金なし
KINTOでは、車の購入時にまとまった頭金は必要ありません。
頭金なしの状態で審査に通過すれば、毎月定額支払いをするだけで、憧れの新車に乗れます。
そのため「まとまった頭金を用意できない」という方にも、嬉しいリースプランになるでしょう。
3.WEB契約で完結
KINTOでは、店頭契約以外にもWEB上にて契約手続きが完結するメリットもあります。
そのため、仕事や家事で忙しい方であっても、WEB上にて契約手続きを進めれば、空いた時間を有効活用しつつ、欲しい車を手に入れられるチャンスです。
中々、店頭に来店できない方にも、嬉しいサービスです。
4.ライフステージの変化に合わせて乗り換え可能
KINTOでは、お客様ごとのライフスタイルの変化に合わせた柔軟な乗り換えが可能です。
利用者の中には、お子様が生まれたことで、車の使用目的が変化して乗り換えしたい方も少なくないでしょう。
しかし、現金購入での車の乗り換えは金銭面的にも大きく、乗り換えしづらい傾向があります。
KINTOでは、毎月月額リース制のため、乗り換え後の車にかかるリース料を支払えるのであれば、乗り換えができます。
そのため、現金購入よりも車の乗り換えに対する気持ちは楽でしょう。
5.新車で安全
KINTOで販売する車は新車となります。
そのため、新車であるからこそ、故障や不具合が発生するリスクが少なく、安心してお乗り頂けるでしょう。
安心安全の運転をより実現できる方法が、KINTOになります。
6.車のメンテナンスは正規店で行う
KINTOで契約した場合の車のメンテナンスについては、トヨタ車に詳しい正規店の整備スタッフが点検してくれるため、安心して自分の車を任せることができます。
また、もし部品交換が必要な場合でも、トヨタの純正品のパーツで交換を行うため、より安心できる部分でもあるでしょう。
KINTOを利用するデメリット
KINTOのメリットについて理解して頂いた後は、デメリットについて紹介します。
KINTOを利用するデメリットは、4つあります。
- 任意保険の等級を引き継げない
- 最低3年以上の契約が必要
- 走行距離制限がある
- 自分の車にならない
1.任意保険の等級は引き継げない
KINTOでは、現在の任意保険の等級を引き継ぐことができません。
以前より加入していた任意保険については「中断」する形になります。
つまり、等級の進行による割引率の恩恵を受けられなくなるデメリットが考えられます。
KINTO利用の際には、必ず注意して欲しいポイントです。
2.最低3年以上の契約が必要
KINTOのリースは、3年もしくは5年、7年と期間が決められています。
最低でも3年以上のリース契約が必要になる訳です。
つまり、3年未満で乗り換えることができないデメリットがあります。
3.走行距離制限がある
KINTOでは、リース期間や任意保険以外にも「走行距離に制限がある」デメリットもあります。
仮にKINTOを契約した場合、1ヶ月の走行距離は1,500kmの走行制限が設定されます。
もし、契約満了時に走行距離がオーバーしている場合には、1kmごとに11円の追加費用が必要になることを覚えておきましょう。
4.自分の車にならない
KINTOでの購入方法は、リース契約ということもあり、最終的に自分の車にはなりません。
そのため、たとえ長年使用したことで愛着が湧いている車であっても、車両を返却する必要があります。
また、返却のことを意識して、車の価値を下げる行動は避けることをおすすめします。
KINTOの申し込み前の注意点とは?
実際にKINTOの申し込みを行う際には、以下5つの注意点を意識する必要があります。
- WEB申し込みが締切になることもある
- 車の保管場所を確保する
- 任意保険は中断・解約手続きをする
- 最終的に車は返却する
- 車の使用制限・走行距離制限がある
1.WEB申し込みが締切になることもある
KINTOのWEB申し込みは締切になる可能性もあります。
そのため、いつでもWEB申し込みができる訳ではありません。
余裕を持って手続きを行うことも良いですが、あまり時間をかけ過ぎるのも良くないでしょう。
2.車の保管場所を確保する
KINTOの審査が通過した場合には、次に車の保管場所を確保する必要があります。
当然ですが、車を購入しても保管場所がなければ、購入する意味がありません。
車の保管場所を確認することで、その後の手続きをよりスムーズに進められます。
3.任意保険は中断・解約手続きをする
KINTOで車の契約を行う場合には、現在加入している任意保険を中断もしくは解約する必要があります。
もし、この先、KINTO以外で車の購入を検討する可能性がある場合には、必ず中断証明書の発行を忘れずに行いましょう。
4.最終的に車は返却する
KINTOで車の契約をする場合には「車の所有権がリース会社に付いている」ことを忘れてはいけません。
リース契約になることから、最終的に車を返却することを必ず頭に入れておきましょう。
もし、車を返却することを意識していなければ、過走行料金や追加の修理代が必要になる可能性があります。
5.車の使用制限・走行距離制限がある
KINTOで車の契約をする場合、やはり走行距離に制限があることを忘れてはいけません。
リース車ということもあり、リース期間中に走行できる距離が決められています。
そのため、走行距離を気にせずに車を運転し続ける行為はNGです。
後々、自分が損をする可能性が高くなってしまうでしょう。
KINTOは主に若い世代の人に向いている!
KINTOは、トヨタが提供する新しい車の購入方法であり、今話題の車のサブスクリプションと呼ばれるサービスです。
車に必要な費用を全てまとめられることから、若い世代を中心に人気を集めています。
また、今後結婚や子育てなどでライフスタイルの変化が予想される方にもおすすめのサービスになります。
もし、KINTOが少しでも気になる方がいれば、この記事の内容を参考にして是非利用を前向きに検討してみましょう。
KINTOでの新しい車の購入方法は、利用者にとってもメリットの大きい買い方です。