NEWモデル試乗 [HONDA] オデッセイ

NEWモデル試乗 [HONDA] オデッセイ

本格派に変わってもアブソルートは健在

ワゴンライクなスタイルが特徴だったオデッセイがフルモデルチェンジ。居住性を大きく向上させ、歴代初の“本格ミニバン”として生まれ変わった新型の、実力をチェックしてみよう。

余裕と安心を与える上級車らしい味わい

運動性を考えれば低重心化は進めたい。スペース効率や乗降性なら低床設計もアドバンテージ。低床低重心はミニバンにとって有利な設計に違いはないが、その実現のためパッケージングまでシフトしたのが先々代/先代のオデッセイである。結果、プラス2席を備えたワゴンというべきクルマになり、広々室内や多用途性を求めるユーザーにはユーティリティ面で中途半端となった。しかし新型は、全高と室内高の増加やリヤスライドドアの採用によりミニバンの本流にきっちりと収まっている。ワゴン型ゆえ常用するにはサードシートに余裕はないが、寸法も開放感も大幅な向上。ミニバンらしいゆったりした居心地が楽しめるようになっている。

このゆったりした雰囲気にぴたりとはまるのが標準系の走りである。ツインリンクもてぎの構内路で試乗した時も穏やかな乗り味が印象的だったが、一般路ではその感が一層強まった。補修跡の多い荒れた路面でも突き上げ感や揺するような振動は少なく、しっとりと落ち着いた乗り味を示す。コーナリングでもゆったりとした挙動と一致した回頭感が特徴であり、フットワーク全般のバランスが良い。そしてパワートレーンの特性も似合っている。回転を抑えてトルクに乗せた走らせ方は最近では一般的だが、緩加速時の変速制御が巧み。ちょっと回転を持ち上げて加速感を程よく感じさせてくれるのだ。ドライバーにとっては余裕を感じさせ、同乗者には落ち着きを与える走りの味わいが上級ミニバンらしい。

一方、アブソルートの走りは一般走行時のパワートレーン制御こそ標準系と共通しているが、回転を上げた時の加速の伸びや急加速時に高めに制御される回転数などスポーティなドライビングも楽しめる設定。とくにフットワークは先代とよく似た味付け。バネで引き締めた感じが強いサスチューニングで、切れ味のいい操縦感覚が特徴。荒れた路面での揺するような振動や初期追従を上げた操縦性の神経質さは一般的とは思えないが、先代オデッセイのユーザーには十年知己の如く馴染めるはずだ。

内外装の違い以上に標準系とアブソルート系で差が出るのが走りである。スポーティ系を持つ多くのミニバンでは雰囲気の違いを主にするクルマも多いがオデッセイは走りも含めてキャラの違いが明確。個性を活かして選び分ければ満足度が1ランクアップする点も見所である。

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『月刊自家用車』 2014年2月号掲載

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