NEWモデル試乗 [SUZUKI] ワゴンR

NEWモデル試乗 [SUZUKI] ワゴンR

元祖ハイト系軽自動車、ワゴンRが一部改良された。「S-エネチャージ」を新搭載するなど、マイナーチェンジレベルの改良だ。今回は試乗およびライバルとの燃費対決で、進化したパワートレーンの実力を探る。

簡易型HVと言える巧みな制御!

ワゴンRに新しく導入されたシステムはS(スーパー)–エネチャージである。従来のエネチャージとの違いは回生によって蓄えた電力を駆動アシストに用いること。駆動機能を持つISGを採用する以外は従来のハードを用いているのも興味深い。エネチャージのポテンシャルをフルに引き出したシステムと考えても良い。なお、エネチャージに用いられるリチウムイオンバッテリーは単セル電圧が2.4Vという点のほかにもうひとつ特徴があり、充放電負荷に強い。だからこそ回生と駆動でバッテリーに掛かるストレスが大きく変化しても、そのまま使えるのである。

走行性能面で感心させられるのはパワーアシストの入れ方だ。緩加速時のみで急加速時には作動しない。巡航からの緩加速では電動アシストが加わることでダウンシフトを抑制し、回転上昇を最小限に抑えている。ちなみに駆動バッテリーに十分な電力がない時にはアシストされず、アシスト時と比べるとエンジン回転数で300~500回転高くなるダウンシフトを行う。つまり、最も効率の良い状態でエンジンを稼働させるために電動アシストを用いているのだ。こういった制御はパラレル式ハイブリッドとも共通であり、簡易型ハイブリッドと言っても過言ではない。それをしてハイブリッドと呼ばなかったのは開発陣と自社技術への自負心なのだろうか。

また、再始動から発進までの時間短縮やスムーズさもS–エネチャージの長所だ。ブレーキオフから間髪入れずにアクセルを踏み込んでも、エンジン始動しながら走り出すような感じである。発進時のトルク変動が少ないのもISGの制御の巧みさだ。

その他の部分は改良前のワゴンRと変わっていない。高速域でも不安感のない操安性に街中で穏やかな乗り心地。作動域は約30km/h以下に限定されるが衝突回避のレーダーブレーキサポートも装着されている。S–エネチャージ効果で余力感とアイドリングストップからの発進の滑らかさが加わり、走りの車格感も向上している。で、モード燃費はエネチャージ車の8%アップである。

いいこと尽くめだが、気になるのは価格。S–エネチャージはNAの最上級グレードに採用され、標準系のFZは約137万円から。装備を揃えた価格差はFX系と約14万円にもなるが、内外装のドレスアップも施されているので、実質的には4万円程度。軽乗用車でもちょっとリッチな気分を味わいたければ投資価値は十分である。

 

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『月刊自家用車』 2014年11月号掲載

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