NEWモデル試乗 [MITSUBISHI] ミラージュ

NEWモデル試乗 [MITSUBISHI] ミラージュ

デビュー以来、その価格設定と燃費の良さで好調な売れ行きという新型ミラージュ。このページでは、走行性能に特化して試乗リポートをお届けするが、本誌P.36からはハイブリッドに肉薄する実燃費を達成した燃費テストリポートを掲載。併せて読んでみてほしい。

低燃費志向のタイヤを履きながらも、高速道路も安心のフットワーク
扱いやすく、1Lのハンデを感じない

ベーシックカーに徹底しているのが新生ミラージュの特徴だ。軽乗用ほどではないが、ミラージュが分類されるスモールカークラスも細分化が進み、実質本位のベーシックカー型は主流とも言い難くなっている。多用途性や居住性等々に特化したクルマから見れば特徴のないクルマにも見えてしまうのは事実。細部をチェックすればデザイン等の工夫でカジュアルな雰囲気は出ているが造作の安っぽさは否めない。大人の4名乗車でも不足ない居住性だが、座り心地の質感や見晴らしは凡庸である。

3気筒1Lを採用し、アイドリングストップ仕様のJC08燃費は27.2㎞/L。マーチを4.2㎞/L上回るばかりか、フィットHVよりも1㎞/L勝る。で、価格はアイドリングストップ仕様で約120万円から。

1Lの排気量でクラス最高水準の燃費となれば、さぞかし燃費寄りの走りだろう…でもないのである。CVTは100㎞/h巡航で約2000回転。穏やかな市街地走行では1500回転前後に制御される。いくら車重が軽くても、この回転数で1Lのトルクではストレスのない加速は無理である。

巡航から軽く踏み込むと、即300~5000回転ほどエンジン回転が上昇。踏み増ししなければそのまま回転を維持するし、踏み増しすれば、じわじわと回転を上げる。加速準備段階を経てから加速に応じて最適な回転数を維持するようなダウンシフトが実に巧みである。堪えきれなくなって一気に回転数を上げるような変速がないので、速度コントロールも容易である。高速や登坂などの高負荷域加速では余力の少なさを痛感させられるが、扱いやすさでは1Lのハンデをほとんど感じない。

ただし、3気筒のため急加速で高回転を使用した時は軽乗用のようなエンジンフィールであり、4気筒のライバル車と比較すると車格感でハンデがある。

もうひとつの美点はフットワークのよさ。燃費志向のタイヤを履きながらも高速操安がしっかりしている。乗り心地も穏やかであり、軽量クラスでは安心感がある。余力の点から長距離には向かないが、高速道路を使う用途でもさほど苦にならないフットワークなのだ。

キャビン実用性は凡庸だが経済車としての実力はかなりのレベル。実質本位で遠慮なく使える生活の友としてのクルマを探しているユーザーにはちょうどいいバランスだ。

1211MIRAGE-11211MIRAGE-2

『月刊自家用車』 2012年11月号掲載

新車購入でトータル値引きを最大に引き出すには

staff新車を買うときに、下取りが高いと喜んでいたら、実は新車からの値引きがその分低かったり、逆に値引きが大きい分下取り額が安かったりすることは普通にあります。新車の値引きと今の車の売却額のトータル値引きで判断しましょう。

トータル値引きを最大にするには、


・新車から最大の値引きを引き出す
月刊自家用車の値引き情報を参考にディーラーと交渉しましょう
・今の車をできるだけ高値で売却する
ディーラーや買取店への売却ではなく、買主と直接取引すればずっと高値で売却できます

新車購入のスケジュールにあわせて上手にカーコン・マーケットで高値売却してみませんか? 新車商談をしながら、できるだけ早めに売り始めるのがコツ。

新車購入スケジュール比較

今の車をかしこく手放して手取りが増えれば、新車の予算をアップしたり、小遣いにしたり、いろいろ考えられますね。カーコン・マーケットなら、自分でやるのがたいへんな手続きまでしっかりサポートしてくれるので安心して直接取引できますよ。

バックナンバーから探す