NEWモデル試乗 [MAZDA] アテンザ

NEWモデル試乗 [MAZDA] アテンザ

欧州での校長な販売実績を受けてフルチェンされたアテンザだが、デザインコンセプトに「幽玄」「凛」「精緻」を掲げたジャパンオリジンのモデルとして開発。足回りも国内向けなのか試乗でチェック。

高速ツアラーとしての適性をさらに高めた!! エモーショナル&エレガントな雰囲気も○

[セダン20E]
2Lではやや非力さを覚えるシーンもあるが走りの質は高い

新型アテンザは2.5Lが標準排気量だが、セダンは他のボディ仕様よりも2Lが重視されている。試乗した20Eは運転席パワーシートなどを標準装着するセダンにのみ設定された2Lの上級仕様である。

ただ、走り出すとやはり2Lでは車格にちょっと足りない。ハイアベレージで走ると頻繁にダウンシフトする。ただ、アクセルの踏み込みと加速がきっちりと一致した素直さは好感。実用域でもツーリングでも予想どおりのドライバビリティであり、慣れてしまえば非力感もそこそこ、というタイプ。

フットワークはハイアベレージが得意。といっても日本の道路環境にしっかりと焦点を合わせているのが特徴である。日常域での運転感覚が重々しかったり、乗り心地の硬さを意識することもない。唯一、段差乗り越え時のトレッド面を叩くような振動が気になったが、うねり路面や荒れた路面での乗り心地は落ち着いている。それでいて、高速や山岳ワインデオング路では据わりのいい操縦性を示す。余計な気遣いをしないで気楽にハイアベレージが維持できる。

[スポーツワゴン25S]
2.5Lなら力強い走りも楽々。安心感はハイアベでも不変

ワゴンの2.5L車ではベース仕様。贄沢装備はほどほどだが、スポーティな内外装の採用で車格感は上々。そして走りにおいてもアテンザの標準仕様と考えていいだろう。

最高出力では従来の2.3Lよりも5PS低下しているが、新開発の2.5Lは力感において大幅に向上した。一般的な走行でよく使う2000〜5000回転弱の回転域において中庸域のアクセルでグイグイと加速していく。日常域でゆったりと走れるだけでなく、高回転を使用しなくても容易にハイアベレージが保てる。変速はアクセル操作に比例する。素直なドライバビリティなのだが、中庸域のトルクがある分、踏み込み量も少なく、回転も控え目。結果、穏やかで力強いのである。

穏やかで力強いのはフットワークも同じ。神経質な反応を抑え、前輪に力で綺麗に回り込むタイプ。ロール開始から収束まで挙動が滑らかであり、素早く切り返すようなコーナーでも揺れ返しなどの、いわゆる「お釣
り」が非常に少ない。神経質な操舵を要求しないので、ワインディング路も実に気楽なものだ。

[スポーツ25Z]
スポーティ仕様25Zだが操安と乗り心地のバランスはベスト

ロープロ&ワイドタイヤの装着により操舵反応が向上。大きな横Gを受けた状態でのコントロール性は25Zの見所のひとつである。しかし、神経質な挙動や反応を抑え込み、安定性を優先するというハンドリングの特性は他の仕様と共通している。後輪は常にしっかりと踏ん張り、穏やかながら確実に操舵どおりのコーナリングラインに乗っていく頼もしい操安が特徴だ。

絶妙なのは乗り心地との相性だ。最もスポーティなタイヤを履きながら、しなやかで落ち着きのある乗り心地は変わらない。段差乗り越え時のトレッド面の当たり感などは標準系よりもマイルド。高速型のフットワークながら操安も乗り心地も日常から高速走行までバランスがいい。

動力性能は他の2.5L車と変わらず、回転を抑えてハイアベレージを維持できるのが長所。高回転の切れが今ひとつなのでマニア向けではないが、上質なツアラーに適した特性といえる。

高速道路でも山岳路でもドライバーや乗員に与えるストレスが少ないのが走りの特徴。国産高性能車でもトップクラスの上質なツーリングカーなのである。

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『月刊自家用車』 2008年4月号掲載

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