[NEW MODEL試乗]メルセデスベンツ Eクラス STATION WAGON

[NEW MODEL試乗]メルセデスベンツ Eクラス STATION WAGON

セダン並みのクオリティに実用性と居住性をプラスα

Eクラスの特徴をごく簡単にまとめれば「高級車の基本に忠実」となる。内外装の装備や快適性も要点のひとつだが、最も注目すべきは身を委ねられる質感や安心感にある。細かな振動や揺れの収束に低反発寝具のような振動吸収特性や、上手に耳障りな音域がカットされた騒音の音質などに上質と穏やかな安堵感を覚える。さらに警報後もハンドルの手放し状態が続いた場合の自動停車機能などの最先端の安全と運転支援機能が加わり、それらが心理的にも肉体的にもストレスを軽減。未来に向けても高級車の王道を歩むモデルだ。

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こういった特徴はEクラス全モデルに共通し、ステーションワゴンの後席は座り心地も含めてセダン同様のくつろぎがある。そこにワゴンらしい積載性が加わる。クーペもどきにしないできっちりとした荷室高や荷室開口を確保。凹凸の少ない荷室形状と相まって積み降ろしや荷物の整理もしやすい。汚れ物を嫌う荷室だが、ワゴンのトップエンドらしい設えと機能。遊びに行きたいEクラスなのだ。

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試乗車は正規仕様では最上級となるE400 4MATICエクスクルーシヴで、さらに一枚上の走りの質が味わえる。3・5ℓのV6ツインターボは333PSの最高出力を誇るが、刺激的な加速性能が売り物ではない。全開加速はスペックどおりだが、荒ぶる素振りなしで快速。ふつうに走らせればトルクに乗った余力で常用回転域は2000回転以下に保たれ、浅いアクセル開度でのコントロール性の良さもあり、渋滞路から高速まで扱いやすい。

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足回りには複数の気室を備えた新型の電子制御エアサスを採用。スムーズな動き出しとしなやかな収束感のあるストローク制御が標準サス以上の重質さと据わりをもたらしている。走行モードを「スポーツプラス」にしても粗い突き上げ等は少ない。もっとも、高速コーナーでもドシッと安定したコンフォートモードのフットワークを考えれば、スポーツ以上のモードは一般的には高揚感のための演出と考えたほうがいい。

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V6のエンジンフィールも重質、秀逸の電子制御エアサス、さらに4WDの駆動系ダンピングの良さの三重奏で安心感も快適性も質感もさらにひとつ上のステージに上がっている。豊かなプライベートライフを感じさせるインテリアも好感が持てる。問題は一千万円超の価格。710万円強がスタート価格となるEクラスワゴンとすれば、内容に見合った、あるいは価格以上の質やゆとりを備えるのだが、ベースから出来のいいEクラスだけに「ここまでは不要では」という気もしくはない。

 

『月刊自家用車』 2017年3月号掲載

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