新旧比較で明らかにする CX-5の進化

新旧比較で明らかにする CX-5の進化

雪上試乗で判明した、走りの良さ。ここでは新旧を並べ、比較しながら細部を解説。室内のつくりやデザインからも、すべての乗員が快適に過ごせるよう刷新されていることがわかった。

劇変した室内からわかる「全乗員」への優しさ

ボンネットをフロントエンドまで伸ばし、ズバっと切り落とした所へグリルをハメ込んだようなフロントマスクの旧型に対して、新型はアテンザ同様にパネルを介してグリルへ繋いでいる。パネル前端部は折り返され、奥まったところにガーニッシュを置いた立体的な造形もあって、切れのいいロングノーズ感がある。また、旧型では前後フェンダーの張り出しを独立させて「くびれ」を強調していたが、フェンダーからベルトラインに連続性を持たせて、がっしりとした印象となった。

ただし、フレーム剛性向上と軽量化のために大幅な改良を加えているが、基本骨格は従来車と共通。当然、プロポーションもそれほど変わらない。新旧並べると遠目には艤装違いのバリエーションのように見えてしまう。

パッと見た感じでも即「激変!」と受け取れるのがインパネだ。最新マツダ車の横並びで見ればマツダセオリーに準拠という感じなのだが、新旧CX -5比較ではまったくの別物。文字通りに隔世の感あり。旧型が妙に古臭く見える。

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このインパネデザインは旧型を陳腐化させるための方便ではない。フルスカイ技術第一弾として誕生したものの、インパネ機能の世代交代が間に合わなかったのがひとつ。もうひとつは居心地向上への積極的な取り組みの結果である。

これまでマツダ車が採用するHUD(アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)は専用の反射板を用いていたが、新型CX -5ではウインドウガラス反射型になった。投影面積の拡大や焦点距離の延長による表示情報量増や視認性向上が狙い。インパネ上にタブレット端末を置いたようなモニターレイアウトも視認性向上とインパネの圧迫感減少を考えたデザインであり、同時に左右を通した加飾パネルなどがプレミアムセダンにも似た雰囲気を演出している。

新型CX -5の開発コンセプトのひとつに「乗員みんなでドライブを楽しむ」がある。インパネの圧迫感を減らすのもそのひとつだが、それを最も実感できるのが後席だ。ヘッドルームやニースペースあるいは見た目には大きな変化は見られないが、座り心地が違う。旧型はクッションに腰がなく、密着感はあってもホールド性が劣る。新型は沈み込ませながら反発力を抑えた座り心地。前後左右に身体を揺すると旧型では座面崩れ等で身体が傾くが、新型は着座姿勢を維持してくれた。座り心地の質感と安定感が大幅に向上している。長時間走行での疲労軽減や山岳路等での安心感を後席にも展開したシート設計は新型CX -5のコンセプトを端的に表している。

『月刊自家用車』 2017年2月号掲載

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