【新車購入値引き成功の実例】TOYOTA C-HR ハイブリッドG(2017年3月)

値引きの神様 松本隆一の作戦会議
「発売前に商談なんかしたら足元を見られて値引きが取りにくいのでは?」と心配する人もいますが、意外に効果的です。メーカー/ディーラー側には「立ち上がりの予約台数をなるべく多くして弾みをつけたい」という思惑があり“早期契約特典”が期待できるわけです。実際「初めてのお客さんなのでサービスします」などと言ってくるセールスマンも目立ちます。C‐HRはトヨタ4系列すべてで扱っているので同士討ちにもち込むのが一番です。他社ではヴェゼルとCX-3が有効でしょう。

【プロフィール】
■年齢/家族 46 歳。妻と5歳と3 歳の息子。
■住まい 宮城県。生粋の宮城っ子です。
■職業 生花関連の仕事をしています。
■性格 何をするのにも“段取りが命”!  綿密に計画を立てて挑みます。値引き交渉の作戦を考え始めると夜眠れなくなってしまう(笑)。こだわりはハンパじゃありません。AB型っぽいですか?
■カーライフ 初めて買ったクルマはクイントインテグラ。このとき18 歳! 無謀にもX氏に挑戦させていただきました。その後、MR2を続けて2台(赤とシルバー)乗ってからR X- 8へ。5台目のCX- 5でもX氏にチャレンジ。さらに2年前、妻のハスラー購入時にも参戦しています。
■趣味 スノーボードはインストラクターとパトロールの資格を所持。スキーは1級。かつてスキー場のパトロール隊員を務めていましたが、結婚を機に引退。スノーボード&スキーも子供が大きくなるまで封印していましたが、今年、いよいよ復活。子供たちにしっかり教え込みたいと思います。

決意表明
こんにちは! 過去3回、X氏に参戦していますが、4回目にして最大の難関が待っていました。本命は発表前のC – H R 。それも正式発売は3か月後なので、現時点では現車どころか、カタログもなし。しかし、早く契約しないと、あっという間に「納車まで半年待ち」なんて事態になりそう。そこで、初の事前商談に挑むことになりました!

 

X氏が選んだクルマ&理由

TOYOTA C-HR ハイブリッドG
本命
chr_nebiki_201702312万6600円(メーカーオプション22万1400円を含む)
海外のモーターショーに出品されたC-HRをひと目見て「カッコイイ! 現車を見なくたって買ってもいい!」というくらい惚れ込んでいます。少しでも早く欲しいので、あえて発売前に交渉することにしました。でも、あまりに高くなるようなら泣いて撤退します。
MAZDA CX-3 XDツーリングLパッケージ
対抗
280万8000円
CX-5に乗っていた身としては明らかなダウンサイズですが、やはりディーゼルの魅力は捨てきれません。最近のマツダのクルマ作りには大いに魅力を感じていますが、CX-5と似ているだけに、いざ乗ったときにサイズの小ささに不満を覚えるかも。条件しだいですね。
HONDA ヴェゼル ハイブリッドRS ホンダセンシング
vezel_nebiki280万7800円(特別色3万7800円を含む)
現在、コンパクトSUVとしては一番売れているクルマ。C-HRの対抗馬としては外せません。前車のCX-5を購入する時「近々ホンダから新型SUVが出る」という情報を聞いて、待つかどうかを悩んだ覚えがあります。今回は晴れて候補に加えることができました。
TOYOTA ハリアー エレガンス“G’ s”
xshi_harrier_201703332万3455円(メーカーオプション3万2400円を含む)
C-HRの存在を知るまで「CX-5の次はこれにしよう!」と思っていました。デザインも走行性能も魅力的で、条件しだいでは浮上します。ただし、現行モデルになってからすでに3年が経っているというのに納期が3 ~ 4か月もかかるなんて……大きなマイナスポイントです。
SUZUKI ハスラー JスタイルⅡ 4WD
project_hustler_201703181万4400円(メーカーオプション17万640円含)
これは別枠。私のCX-5の車検が切れるため買い替えの前に売却。納車までは妻のハスラーを借ります。となると、妻のクルマが必要というわけで「何がいい?」と聞くと「ハスラー!」。そこで再びハスラーを買います。ちなみに妻のハスラーは私の下取り車となります。

越境作戦でトヨタ8店を競合!
土壇場でグレードUP作戦が炸裂
発売前のC‐HRを完全攻略!

【プロローグ】2016年の春、ジュネーブモーターショーにCHRが登場。写真を見た私は思わず「カッコイイ!」と叫んでしまいました。すぐさまインターネットで検索すると、「発売は9月頃」(実際は年末でした)とのこと。現在乗っているCX‐5は、11月に車検が切れるため買い替えを検討していたので「タイミング的にはちょうどいい!」

大本命はもちろんC‐HRですが、あまりにも買い得感が薄いようなら、そこはそれ、潔くあきらめて、他の候補車を選びます。ともあれ、持てる力をすべて出して挑みます! なお、3月の時点で「C‐HRを狙います!」と書いて、X氏に応募したところ、なんと「内定」をいただきました。

その後、6月に入ってもC‐HRの情報が入ってこない。たまりかねて松本さんにメールを入れると「9月発売はないようです。年末にずれ込む可能性もあります」とのこと。う〜ん……年末か……だとすると、CX‐5の車検切れに納車が間に合いません。さて、どうする……。

おっ、閃きました!

妻が乗っているハスラーなら1年以上車検が残っているので、これを借りて納車まで過ごせばいいではないか! しかし、となると、妻の足がなくなってしまう。

で、どうするか? 懸命な読者の皆さんならお気づきでしょう。そうです、妻のクルマも買い替えちゃいましょう! 要するに、
① 私のCX‐5を下取りに出して妻用の新車を購入する。
② 妻のハスラーは私が乗る。
③ C‐HRの発売が決まったら、ハスラーを下取りに出して、私が買い替える。

素晴らしいアイデアです(笑)。ただし問題は妻の説得ですよね。以下、妻との会話、

X「ネットで調べたら、ハスラー(平成26年式・走行3万5000㎞)の下取り価格、今なら高いぞ。100万円は付きそうだ。来年になったら下がるから、今、買い替えたほうがいいよね」

妻「え〜、100万円も付くわけないでしょう」

X「軽のSUVはリセールが高いんだって。100万円を割ったらその分は俺が持つから!」

妻「……」

X「新車になったら、気持ちいいじゃん、ね?ね?」

半ば強引にOKを取った(笑)。

X「で、こんどはダイハツのキャストなんかどう?」

妻「やっぱりハスラー! JスタイルⅡがいい!」

妻のハスラーにはSエネチャージが付いていないし、デュアルカメラもなし。今度はこうした最新機構が付けられるので、同じハスラーに買い替えても意味があるし、特別仕様車のJスタイルⅡなら気分も一新できます。

いや〜続けて2台も商談できるなんて楽しいですね♪

妻用のハスラーを購入することを松本さんに報告してアドバイスを求める。CX‐5の車検切れから逆算すると、8月下旬には商談を開始したほうがいいとのこと。さらに「サブディーラーも含めたスズキ同士の争いに姉妹車のフレアクロスオーバーを加えて競合にもち込む」といったハスラーの攻略法や買い取り専門店との交渉のやり方まで教えてもらいました。

その結果、9月上旬にサブディーラーにてハスラーJスタイルⅡを契約。最終的な条件は、車両本体と付属品3万7260円から合計19万4809円引き。これとは別にバンパーガーニッシュとETCのセットアップを無料サービス。なお、CX‐5は3年落ちのクリーンディーゼル車ですが、6万㎞の走行距離がネックとなって、正規ディーラーの下取り額が150〜170万円、買い取り専門店でも170〜180万円でした。しかし、最終的にハスラーを購入したサブディーラーが200万円を付けてくれたので、下取りとして出しました。値引きも下取り額も大満足。ハスラーは無事9月29日に納車となりました。

難関〝奥様〞を強引に口説いた!? いきなり「印鑑を!」って何?

【10月20日(木)】 本命のC‐HRは「トヨタ4系列すべてで取り扱う」とのことなので、事前にトヨタの各店をまわって「何かわかったら、すぐに知らせてください」と伝えておく。その結果、ようやく正確な情報が入ってきました。

正式発売は月14日。ただし、10月末から11月初旬には価格が判明して予約注文を受け付けるとのこと。松本さんによると「トヨタはティザー(前触れ)キャンペーンを仕掛けてくるので発売前に予約がかなり入ると思います。ちょっとタイミングを逃すと、納期は数か月待ちになるでしょう。正式発売後は半年待ちの可能性もあります」とのこと。

また、「価格はまだわかりませんが、予約を受け付けます」という店もあったが、松本さんによると、これは「ディーラーが独自に行っている予約の予約。正式な予約販売がスタートしたら〝予約の予約〞を入れた順番に納期を優先的に扱うということです。もちろん、正式な契約ではないので無条件でキャンセルできます。言わば整理券的なものなので、実施している店には申し込んでおくといいでしょう」とのことなので、遠慮なく予約を入れておく。

地元・宮城のトヨタだけでなく、隣県の山形のトヨタにも声をかけておきました。ともあれ、CHRの価格判明のXデーを10月30日と仮定して、その前に外堀を埋めておきましょう。

まずはマツダ。CX‐3は10月にマイチェンがあるそうで新型を対象に見積もりを出してもらった。値引きの話になると、それまで弁舌爽やかだった若いセールスさん、とたんにキョドり出した。

セ「値引きはですね……抑えられてまして……私のできる限界は……え〜と……3万円なんです。それ以上は店長から許可をもらわないと……」

X「いざ買うってなったら決裁はいくらぐらい下りそうですか? 何十万円なんて言わないけど、二桁(10万円)は超えるでしょう?」

セ「う〜ん……そこまでは……」

続いてホンダ。ここではハスラーの査定をしてもらうと、下取り額は85万円。ヴェゼルの値引き条件は車両本体と付属品17万6796円から8万2466円で、差し引き支払い総額は213万円。セールスさんの口ぶりではまだ上乗せがききそうだった。

山形県に越境、トヨタA店にてハリアーを対象に商談する。

セ「実は、ハリアーは納期にお時間をいただいてまして5か月ほど待ってもらっています」

下取り額は来年3月の引き渡しで79万円。ハリアーの値引き条件は車両本体から20万280円、付属品(31万9660円)から6万8079円で、支払い総額は284万円。思ったより安くなった。さらに上乗せがきいたら、ハリアーが浮上しそうです。

【10 月23日(日)】 地元のトヨタB店にてハリアーの見積もりを取るが、下取り査定はたったの55万8860円。値引きも10万円。

【10月29日(土)】 〝予約の予約〞を入れておいた、山形のトヨタC店のセールスレディさんから「お待たせしました。C‐HRの価格がわかりました」との連絡が入る。

私の希望したハイブリッドGは290万5200円。さほど高くなかった。この価格ならアリです。

セ「予約の効力は11月10日までです。この日までに正式な注文書を交わさないと、納期がかなり遅れてしまいます」

猶予はわずか12日間。一気に攻めなくてはいけない。

X「それでは明日、お伺いします」

セ「お待ちしております。あと印鑑をお忘れなく」

X「えっ、印鑑? それって注文書に使うやつですよね?」

セ「はい!」

X「まだ妻からOKをもらってないので即決ってわけにはいきません。もちろん10日までには結論を出しますよ」

セ「そ、そうですか……」

どうやら売った気になっていたようです(笑)。

【10月30日(日)】 県境を越えてトヨタC店に乗り込む。セールスレディさんが出迎えてくれた。

C‐HRの本体値引きは3万円、付属品14万2560円から4万2768円引きで、合計は7万2768円。やはり最初はこんなものでしょう。なお、登録月は1月。

セ「下取りは69万円なので、支払い総額は266万円です」

X「え〜っ! ハリアーは3月まで保証で79万円なんですけど……支払い総額もハリアーとたいして変わらないですね。これだったらハリアーを買いますよ」

セ「ちょっとお待ちください」

店長さんを引っ張ってきた。

店長「決めていただきたいので、下取りを76万円に上乗せします」

締め切り日が設定されたのでぐすぐずしてはいられない。ほかのトヨタにも電話を入れてみる。ところが、「まだ価格が下りてきていません」という店も多い。へたすると10日までに本格的な商談ができない店が出てくるかも。

【11月2日(水)】 地元のトヨタD店へ。C‐HRの値引きは5万円。下取りは「明日、連絡させていただきます」とのこと。

X「現車も見ないで決めるんだから予約特典とかないんですか?」

セ「早く乗れるのが特典ですね」

う〜ん……笑えない冗談です。

【11月3日(木)】 地元のトヨタE店へ。C‐HRの車両本体値引きは5万円、付属品14万4180円から1万4000円引き。セールスさんはなんだか頼りない。

途中、昨日のトヨタD店から電話。下取り額は79万円とのこと。

昼食後、トヨタF店へ。

セ「ハスラーの下取り額は85万8860円です」

おおっ! トヨタのなかでは最高額が飛び出した。C‐HRの車両本体値引きは5万円、メーカーオプションから1万8900円引き、付属品14万2560円から2万8000円引きで、支払い総額は約237万円。

おおっ! 値引きも下取りも現在のトップに躍り出ました!

セ「この条件は10日までの限定です。できたら、次の日曜日(6日)までに決めてください」

ここで、松本さんに電話すると「へたに先延ばしすると納期がどんどん遅れます。登録が4月にずれ込むと、エコカー減税が変わってしまうこともあるので、急いだほうがいいですよ。今週末、一気に勝負をかけましょう」とのアドバイスももらった。

よし、勝負だ!

【11月4日(金)】 仕事が早く終わったので、山形のトヨタG店へ。応対してくれたのは副店長さん。これまでの経緯を伝えると、

セ「週末に決定ですか……わかりました。宮城には負けまん!」

頼もしい言葉が飛び出したが、提示してきた条件は車両本体と付属品(14万7960円)から6万4796円引き、下取り85万円。支払い総額は約243万円。

X「これでは勝負になりません」

副店長「下取りの85万円は仮の数字です。中古車担当と相談してド〜ンとやりますよ。明日のお昼には連絡します」

期待度MAXです。

自宅に戻ると、トヨタC店のセールスレディさんから電話が入る。他店の条件を伝えると「え〜、下取り85ですか……」と意気消沈。戦意喪失……と思いきや、「明日、もう一度お話しさせてください!」。

なお、先日、妻のハスラーを買ったサブディーラーに相談すると「下取り85万円ですか……高いですね。う〜ん……C‐HRの値引きもあまり出せないので、うちではちょっと厳しいですね」。このサブディーラーが白旗を出すということは、トヨタF店の条件はかなりの数字ということになります。

山形のトヨタH店へ。提示してきた条件は車両本体値引き4万円、付属品値引き2万1000円、下取り75万円。どこのトヨタよりも悪い。そこで、他店の条件を明らかにして攻め込む。なかなか熱意のあるセールスさんだったので、柄にもなく、C‐HRに対する思いを熱く語ってしまった。

セ「わかりました! 上に掛け合ってみます!」

なんかスイッチが入った感じです。しばらくして戻ってきた。

セ「本部に掛け合って最高の数字を出してもらいました!」

思わず唾をのみ込んだ。

嘘から出たまこと!?  下取り百万円! 握手からの〝忘れてた〞攻撃!

下取り100万円! キターー!!!!

な、なんと、妻に宣言した通り、あのハスラーが100万円になってしまった。正直、驚きました(笑)。ともあれ、これで支払い総額は224万2242円となった。

口の中が渇く。思わず「決めます!」と言いそうになっちゃうのを抑えました(笑)。明日また来ることを約束して帰宅。

早速、トヨタF店に電話をして「100万円」を伝えると、

セ「え!? なんとも言えません。明日連絡します」

さすがにびっくりしていた。

トヨタC店のセールスレディさんが電話してきたので100万円ショックを与えるが、「うちでは無理です」と、白旗。

【11月6日(日)】 いよいよ勝負の日。副店長さんが「ド〜ンとやりますよ!」と言っていた期待度MAXのトヨタG店に向かう。途中、トヨタF店から電話が入ったが、こちらもあっさり白旗でした。

トヨタG店に乗り込む。トヨタH店の条件を伝えると、セ(イエローブックを見せながら)「ほら、ここに75万円って出てるでしょ? Xさんのハスラーを100万円で下取ると、大きな赤字になってしまうんですけど……ともかく、上に掛け合ってみますのでお待ちください。」

しばらくして戻ってきた。

セ「すいません、うちでは下取り90万円が限界でした」

結局、トヨタH店が残った。最後の商談に乗り込む。

X「下取り100万円の威力はすごいですね、他店のセールスさんが引いてましたよ」

セ「XさんにC‐HRの第1号になって欲しくて頑張りました」

X「今日はハンコを持ってきていますよ。だから、最後のお願いを聞いてください」

セ「なんでしょう?」

X「支払い総額224万円のままで7インチのエントリーナビから9インチのナビに替えてください」(松本さん直伝のグレードアップ作戦を仕掛けた)

セ「ええええーっ」

9インチナビの定価は28万1000円で、エントリーナビは10万5600円なので、差額は約18万円。そりゃ驚きますわな……。

セ「ちょ、ちょっと待ってください(あわてて電卓を叩いて)Xさん、無理です! 9インチに変更すると236万円になります」

X「それじゃあ、こちらで6万円持ちますから、230万円ジャストで決めさせてください」

セ「んんん……どうなるか、わかりませんが上に掛け合ってみます」

不思議です。この待ち時間、まったく苦になりません。頭の中をわくわく感が支配しています。

セ「お待たせしました。結果はこうなりました」

ノートパソコンの画面には……やりました! 2 3 0 ジャスト!!

X「おおっ、ありがとう!」

握手を交わして契約へ。

X「あっ、忘れてた! ボディカラーはシルバーでなくて白に変えてください。昨日妻と話して『やっぱり白がいい』ってなったんでした。いや、危なかったなぁ……」

セ「白って……ホワイトパールクリスタルシャインですか? あれは3万2400円するんです」

そうです、グレードアップ作戦のその2を仕掛けました。しかし、こちらが言い出す前に、

セ「Xさん、値段据え置きは絶対に無理ですよ!」

X「う〜ん……仕方ないですね……それじゃ、その分は出しますので、代わりにUSBの入力端子をサービスしてください」

セ「ⅰPod対応のUSB/HDMI入力端子ですか?」

X「そうそう、それです」

セ「いや、これも無理です! 1万2300円もするんです!」

X「じゃ、特別色とUSBの入力端子で合計4万円払います」

セ「わ、わかりました……もう一度上と掛け合ってみます」

しばらくして、

セ「なんとかOKが取れました」

X「まだアクセサリーカタログがないんですよね。あとで欲しい付属品があったらいくら割引してくれますか?」

セ「通常は1割引きです」

X「え〜っ! 他店は2割引きって言ってましたけど……」

セ「う〜ん……わかりました」

X「あっ、そうだ、忘れてた!」

セ「……」

X「車庫証明手続きは自分でやることになっていたけど、サービスでやってもらえますか?」

セ「わかりました」

X「あとガソリン満タンでお願いしますね♡」

セ「はい」

これにて無事に契約。注文書には車両本体から5万円引き、付属品33万3460円から14万4206円引き、下取り100万8860円となっていました。

ちなみに、私は生花業なので、セールスさんには今回頑張ってくれたお礼に鉢植えのシクラメンをプレゼントしました。

これに決めました! TOYOTA C-HR ハイブリッドG

初めての発売前商談、長丁場で大勝利です
買い替えに難色を示す妻を説得するため「CX-5は下取り200万円にはなる。ハスラーも下取り100万円だ」と言いましたが、正直そこまでは無理だよなと思っていました(笑)。しかし、まさかまさかのダブルクリアとは……感無量です。

発売前の先行商談は初めての経験だったので、戸惑うことも多かったです。同じトヨタでも販社によって値段の発表や先行商談の解禁日が違ったり、売り込みの熱意に差があったりと、やりにくい面も目立ちました。しかし、松本さんの情報力とアドバイスの後ろ盾があったので、本当に助かりました。長期にわたって大変お世話になりました。今回もすべてのセールスさんたちにも大変良くしていただきました。みなさん本当にありがとうございました!

車両本体価格 290万5200円
車両本体値引き △5万円
メーカーオプション※1 22万1400円
付属品※2 33万3460円
付属品値引き △14万4206円
下取り額(リサイクル預託金戻し分を含む) △100万8860円
保険/税金 自賠責 3万9120円
自動車税(1月登録) 6500円
取得税 免税
重量税 免税
代行手数料など 登録代行手数料 1万5336円
車庫証明代行手数料 カット
納車費用 店頭納車
下取り査定料 7020円
リサイクル資金管理料 380円
リサイクル預託金 1万1270円
法定費用 登録手続き法定費用 3380円
支払い額 234万円

※1 特別色(3万2400円)、Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ+LEDシーケンシャルターンランプ+LED デイライト(15万1200円)、バックカメラ(3万7800円)
※2 フロアマット( 2 万3760円)、サイドバイザー(1万6400 円)、i Pod 対応USB/HDMI 入力端子(1万2300円)、TCナビ9インチモデル(28万1000円)

評価&各車の最終値引き
C-HR 5
値引き 19.4万円+下取り 100.9万円
地元だけでなく、山形県にも越境。トヨタ8店をまわった結果、車両本体5万円引き、付属品33万3460円から14万4206円引きに。これだけ取れたら大成功。下取り額も破格。
CX-3 4 値引き 3.0万円
マイチェン後の新型が対象。若い営業マンは「これ以上は店長の許可をもらわないと出せない」とのこと。X氏の「二桁(10万円)はいけるでしょう?」のツッコミにも反応は鈍い。
ヴェゼル 2 値引き 8.2万円+下取り 85万円
最初の商談で車両本体と付属品17万6796円から8万2466円引きを提示。セールスマンの口ぶりでは「まだ上乗せがききそうだった」とのこと。下取り額の85万円も平凡な数字。
ハリアー 3 値引き 26.8万円+下取り 79万円
車両本体から約20万円引き、付属品31万9660円から6万8079円引き。最初の条件としては上クラス。下取り額は5か月先(ハリアーの納期)の引き渡しを想定しているため79万円。
ハスラー 3 値引き 19.5万円
奥様用に購入。車両本体と付属品3万7260円から合計19万4809円引き。軽自動車ハスラーからここまで取れたら文句なしのウルトラC。下取りのCX-5も200万円と超高値だった。

【5点満点】 5=松本隆一も脱帽です 4=所長決裁クラスで特上 3=まずは成功、合格点 2=平均的な値引額 1=甘い、この程度で買ってはダメ

AFTER IMPRESSION
発売前の新型を見事に攻略しています。高取り分も含め、超ウルトラCです
A4用紙に66ページ、なんと4万8000字にも上る大長編レポートを寄せてくれました。奥様用のハスラーの値引き交渉から下取り車CX‐5の売却、そして発売前のC‐HRの事前商談から契約まで、半年間の出来事が克明に報告されています。ここでは多くの部分を割愛させていただきましたが、それでも実に中身が濃く、とくにC‐HRの値引き交渉をしようと考えている読者には大いに参考となるでしょう。また、発売前の新型車を早々に狙う場合のノウハウとテクニックにも注目してください。さらに「グレードアップ作戦」を仕掛けて妥協案を引き出すというやり方も高く評価できます。獲得した条件は高取り分も含めると超ウルトラCといえます。

 

値引きの神様 松本隆一 のワンポイントアドバイス
装備にもグレードにも使えるグレードアップ作戦
X氏は土壇場で「支払い総額をそのままで7インチのナビを9インチに替えてください」と迫っている。これは「グレードアップ作戦」というテクニック。今回はナビだったが、タイプ(グレード)を変更する手もある。まずは希望のタイプより1クラス下を対象に交渉を開始。商談が煮詰まってきたら「このタイプでは満足できないので1クラス上にしたい」などと申し出る。そして「高いクルマを買うんだから値引きの上乗せもきくはずだ。グレードアップしても支払い総額はそのままにしてもらいたい。OKなら契約する」などと仕掛けるのだ。金額が大きくなるので“そのまま”は難しいかもしれないが、多少の妥協案が引き出せれば成功と考えていい。

そのほか「新車値引き」の最新情報はこちら>>

今の愛車を もっと高く売る 方法>>

『月刊自家用車』 2017年3月号掲載

新車購入でトータル値引きを最大に引き出すには

staff新車を買うときに、下取りが高いと喜んでいたら、実は新車からの値引きがその分低かったり、逆に値引きが大きい分下取り額が安かったりすることは普通にあります。新車の値引きと今の車の売却額のトータル値引きで判断しましょう。

トータル値引きを最大にするには、


・新車から最大の値引きを引き出す
月刊自家用車の値引き情報を参考にディーラーと交渉しましょう
・今の車をできるだけ高値で売却する
ディーラーや買取店への売却ではなく、買主と直接取引すればずっと高値で売却できます

新車購入のスケジュールにあわせて上手にカーコン・マーケットで高値売却してみませんか? 新車商談をしながら、できるだけ早めに売り始めるのがコツ。

新車購入スケジュール比較

今の車をかしこく手放して手取りが増えれば、新車の予算をアップしたり、小遣いにしたり、いろいろ考えられますね。カーコン・マーケットなら、自分でやるのがたいへんな手続きまでしっかりサポートしてくれるので安心して直接取引できますよ。

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