SUVの走りは メカニズムで 大きく変わる

オンロード中心でもAWD車を選ぶ意味はあり!

クロスオーバー系の台頭もあり、いまやSUVと言えども走りは良くて当たり前という時代。パワートレーンの影響も大きいが、実はAWDシステムの進化も重要で、各自動車メーカーが投入している最新モデルともなると、路面状況に応じて前後の駆動力配分を変化させることで、走りの質感を大きく高めているモデルがある。実はオンロードでも、4輪駆動の4WD車の方が良い!というモデルもあるほどだ。

ちなみに車両重量や駆動抵抗が増加することによる燃費面の悪影響は、4WD車に共通する弱点のひとつだったが、システムの軽量化や制御技術の進化により、以前ほどの差は出なくなっている。特にマツダが搭載を進めるi-ACTIV AWDは、細かな制御を駆使することで「2WD車をよりも、燃費を良くするのが目標」と公言するほど。

走りの質感向上を目的にAWD車を選ぶ時代が、普通にやってくるのかもしれない。

[トヨタ]ダイナミックトルクコントロール4WD
suv_toyota_50_201702主な採用モデル:ハリアー(ガソリン車)
通常走行時は前輪駆動を基本とし、道路状況に応じて後輪へ駆動力を配分。路面が滑りやすい状況のほかコーナーなどの旋回時でも、後輪のトルク量調整やブレーキ制御により、ドライバーの狙った走行ラインを走るサポートを行う。ハリアーハイブリッドのE-Four(電気式4WDシステム)制御よりも、幅広い走行ステージでその恩恵を受けることができるとしている。

[ホンダ]リアルタイムAWD
suv_honda_51_201702主な採用モデル:ヴェゼル
アクセル開度や路面状態、勾配状況など、各種センサーが感知する情報をもとに、ECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)が実際の走行シーンを正確に検知し、瞬時に前輪と後輪に必要なトルク量を判断。独自の封入式油圧回路を介し、後輪へ適切なトルクを配分する。走破性と経済性を併せ持つAWDシステムを投入している。

[日産]ALL MODE 4×4-i
suv_nissan_52_201702採用モデル:エクストレイル、ジューク
ALL MODE 4×4-iは、エクストレイルやジュークなどに搭載。通常時はFF駆動を基本とするが、コーナーなどではハンドル操作から予測したラインを瞬時に判断し、前後の駆動トルク配分を協調制御することで、安定した走りを実現する内容だ。ちなみにジュークに搭載されるシステムは、電子制御カップリングを介することで後輪の左右駆動力まで制御する、発展型のトルクベクタル付きの仕様となる。

[スバル]シンメトリカルAWD
suv_suaru_53_201702主な採用モデル:レガシィアウトバック、フォレスター、スバルXV
シンメトリカルAWDは、動力駆動配分を50:50を基本( モデルにより配分量比は異なる)とするフルタイムAWDシステム。センターデフとLSDを介することで、道路状況に応じた前後左右の駆動力配分を変化させることが可能だ。通常走行時でも4 輪全てに駆動力が伝わるメカニズムのため、シビアな道路状況でも安定した高い走破性を実現する。

[ミツビシ]S-AWC
suv_mitsubishi_54_201702主な採用モデル:アウトランダー、アウトランダーPHEV
アウトランダーは主に後輪に駆動力を配分する電子制御4WD、アウトランダーPHEVはツインモーター4WDをベースとし、状況に応じたトルク配分により、幅広い走行状況において安定した走りを実現。アウトランダーはフロントデフと電子制御LSDにより、アウトランダーPHEVは前後左右の4輪モーターにより、駆動トルクの統合制御が行われる。

[マツダ]i-ACTIV AWD
suv_mazda_54_201702主な採用モデル:CX-5、CX-3
マツダ独自のスカイアクティブが注がれたi-ACTIV AWDは、予測検知機能を重視するなど前後輪のトルク配分を積極的にコントロール。通常時はFF 駆動相当で走り、必要に応じて直結4WD状態までの配分され、オン/オフを問わない幅広い道路状況下で、安定した走りを実現する。またシステムそのものが小型のため、かなりの軽量化を実現していることも特徴のひとつ。

『月刊自家用車』 2017年2月号掲載

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