【新型インプレッサ スポーツ vs レヴォーグ】スバル同門対決

【新型インプレッサ スポーツ vs レヴォーグ】スバル同門対決

飛躍的な進化を遂げ、スバル上級モデルに匹敵するほどの実力を手に入れた新型インプレッサ。特にインプレッサスポーツとレヴォーグは、カテゴリーこそ違えど、サイズも価格帯も近い。VSライバルとして考えているユーザーも多いのではなかろうか?

比べてみるとキャラは近い悩む人も多いのでは?

5代目インプレッサの発表会では「インプレッサのモデルチェンジだけではなく、次世代スバルへのフルモデルチェンジ」と言ったコメントが聞かれた。

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【新型インプレッサスポーツ】  先代より高めの価格設定だが装備の充実を考えれば納得

確かに、スバルのデザインテーマ「ダイナミック×ソリッド」を全面採用したエクステリア、質感を大幅に引き上げたインテリア。感動の動的質感のために全面刷新されたスバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)、9割近くが新たに設計されたパワーユニット。アイサイトや歩行者保護エアバックの全車標準装備など、スバルの未来が凝縮されている。

モデル末期の先代モデルも前年比増の販売台数を記録していたことを考えると、新型もヒットモデルになるのは間違いないだろう。

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【レヴォーグ】 売れ線の1.6ℓ車ならば価格は277万5600円から

一方でレヴォーグは、2014年の東京モーターショーで「25年ぶりのフルモデルチェンジ」と言うキャッチコピーと共に、世界戦略車として大型化されたレガシィに変わる存在として誕生したモデルである。

インプレッサスポーツとレヴォーグ、ハッチバックとスポーツツアラーと言う違いはあるが、「ボディサイズ」や「走りにこだわる」、「価格帯が近い」など近似点も多く、どちらを選んでいいか悩んでしまう人も多いと思う。そこで今回は「スバル同門対決」と題し、両車を多角度から比較していくことにしよう。

SGPは凄くいいインプレッサが一歩リード

まず走りの部分だが、新型インプレッサはプラットフォームを全面刷新したことで、「ちょっといい」ではなく「凄くいい」レベルに進化している。語弊を恐れずに言えば、まさに「スバルラインナップの下剋上」と言ってもいい。

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【新型インプレッサスポーツ】  最新シャシーとサスセッティングから生み出されるスポーティ志向の走り。派手な演出は控えめだが、万人が楽しめる上質なドライブフィールを楽しめる。

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【レヴォーグ】 スポーツツアラーを標榜するレヴォーグは、ロングドライブでの快適性を意識したモデル。走りの味付けも本格的なスポーツを視野に入れたややハードなもの。新型インプレッサとの差は歴然だ。

そう考えると、既存のプラットフォームを採用するレヴォーグに勝ち目がないかと言うと、そんなことはない。SGPは突然変異ではないからだ。実はレヴォーグは既存のプラットフォームを用いているが「剛性バランス」や「力の流れ」など先行してSGPの考え方を盛り込んでいるのだ。

ただ、SGPで実現させるよりは「効率が悪い」そうで、ボディサイズの割には車両重量が重いなどネガな部分があるのも事実。そういう意味では、基本的な”素性“の部分はインプレッサのほうが上。ただ、レヴォーグもただ黙っているわけではなく、恐らく来年のビックマイナーチェンジでは大きく手を入れてくるに違いない。

インプレッサはバランス重視 力強さはレヴォーグが上

さらにインプレッサの走りの考え方は、スポーティ方向のベーシックモデルであるのに対し、レヴォーグは明らかに”スポーツ“を意識しているセットアップであることだ。特にGT -S系はかなり硬めのセットアップなので好みは分かれるかもしれないが、先日追加された量産仕様のSTIコンプリートモデル「STIスポーツ」は、走りと快適性のバランスを高いレベルで最適化している。

また、パワートレインはインプレッサは1・6/2・0ℓ共にNAユニットのみに対して、レヴォーグは同じ1・6/2・0ℓながらも直噴ターボ「DIT」を搭載している。

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インプレッサのエンジンはスペック的には従来モデルと大きな変化はないが、直噴化(2・0ℓのみ)や軽量化、高剛性化により実用域の乗りやすさは数値以上のレベルアップを強く感じる。だが、絶対的な力強さはレヴォーグに軍配があがるのも事実だ。

インテリアの質感は圧倒的にインプレッサ

エクステリアデザインは共通項もあるものの、実は似ているようで似ていない。ボディサイズ的にはほぼ同じだが、キリっとしたフロント、抑揚のあるサイドビューなどによりインプレッサのほうが高そうに見えてしまう……。インテリアはレヴォーグも質感にはかなりこだわったと開発者は語っていたが、操作レイアウトを含めて全面刷新されたインプレッサと比べるのはちょっと酷である。ただ、操作性/機能共にイマイチなディーラーOPナビゲーションをインプレッサにも継続採用してしまったのは、個人的は新型インプレッサの中で数少ないマイナスポイントの一つである。

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安全装備はどちらも最新のアイサイト・バージョン3を全車標準装備、アドバンスドセーフティパッケージも設定可能。衝突安全性能はどちらも高いレベルだが、インプレッサは最も厳しいオブリーク衝突(斜め方向の衝突試験)にも対応し、国産車初採用となる歩行者保護エアバックも標準装備。こればかりは車体の基本性能も大きく影響するのでレヴォーグにとっては仕方ない部分だが、世界のライバルと比べれば、依然トップクラスの性能を持つのは間違いない。

スバル同門対決 結論

圧倒的に良くなったインプレッサ 悩むスバルファンも多いだろう
スペックだけを見ると進化幅は少ないように見えるが、新型インプレッサは「よくぞここまで!!」と言うくらいの全面刷新が行なわれている。その違いはステアリングを握って数十m、コーナーを一つ曲がるだけで誰でも体感できる。

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現時点だけで言えば、新型インプレッサのほうが勝る部分はたくさんある。ただ、これは一時的な話である。新型インプレッサに与えられた使命は、「新たなスバルの基礎を作る」こと。ベーシックモデルのクオリティが上がれば上のクラスはもっと良くなる。つまり、次のレヴォーグはもっと良くなることを意味している。 価格的には新型インプレッサは若干アップしているが、基本性能のレベルアップ、内外装の質感向上、アイサイト・バージョン3や歩行者保護エアバックを含めた装備の充実などを考えると、むしろ「よくぞこの価格で抑えた」と言いたい。購入する際には、まずライバル車に試乗してからスバルに行くのをお勧めしたい。インプレッサのポテンシャルの高さをより実感できると思う。

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