カーセンサーの保証なし車は危険!リスクとデメリットを徹底解説

カーセンサーの保証なし車は危険!リスクとデメリットを徹底解説

ネットのQ&Aサイトなどではたまに「カーセンサーで保証なし車を買っても大丈夫か?」という質問が出ていることがあります。この「保証なし車」についてリスクとデメリットをがっちり解説してみたので、保証なし車を買おうか迷っている人は読んで下さい!

目次

カーセンサーの保証なし車とは?

カーセンサーでは販売している車に対して「カーセンサーアフター保証」というものをつけていることがあるんですね。もちろん全ての中古車に対して「カーセンサーアフター保証」がついているわけではなく、4~5台に1台くらいが保証つきの車になっている感じです。

保証なし車というのは・・

この記事で考えている「保証なし車」というのは、カーセンサーに登録されている中古車を検索する時に「カーセンサーアフター保証対象車」に該当していない車のことです。

出典:カーセンサー公式

カーセンサーアフター保証について

カーセンサーアフター保証の内容としては次のような感じになっています。

  • 合計350項目の保証範囲(業界最多水準)
  • 料金設定がお得
  • 走行距離無制限・期間は半年~3年
  • 修復歴ありの車でも利用可能

合計350項目の保証範囲(業界最多水準)

中古車業界としては最多水準の350項目という幅広い部位に対しての保証を行っています。エンジンやミッションなど主要部位はもちろんのこと、通常の中古車保証では対象にならないような部位に対してもカバーされているのが魅力ですね。

料金設定がお得

ややこしい計算が必要なく、単純明快な料金設定になっているので使いやすいというのも大きな特徴です。排気量×経過年数×走行距離によって算出されるので、何か問題部位が出てきた時の修理費用よりも安くなるのが普通です。

走行距離無制限・期間は半年~3年

せっかく保証がつけられていても、走行距離制限が「1000キロ」とかだったらほとんど意味がありませんよね。下手すると1ヶ月どころか数日で保証距離が終わってしまうなんて言う人もいるでしょうから。

カーセンサーアフター保証ではこの走行距離については無制限に設定されていて、制限があるのは期間のみ。具体的には「半年間」「1年間」「2年間」「3年間」から選択できるように作られています。

修復歴ありの車でも利用可能

中古車を購入する時に頭を悩ませてしまうのが、購入したいと考えている車の「修復歴」。どれだけ魅力的で乗りたい車であっても事故などでの修復歴があったらまたすぐに壊れてしまうんじゃないか・・・とかって考えてしまいますから。

カーセンサーアフター保証は何とも太っ腹なことに、修復歴がある中古車についても保証対象としています。登録13年未満で走行距離12万キロ以下(輸入車はもう少し条件が厳しいです)という基準さえクリアしていればOKなんですね。

これらの保証がどのように希望の中古車についているのかという情報は、カーセンサー内の中古車個別情報内に「車両品質評価情報」と共に掲載されています(例:Bプラン、期間:1年、距離:無制限)。

保証なし中古車のリスク・デメリットを解説

さて、カーセンサーでは上記のカーセンサーアフター保証がつけられていない中古車がいわゆる「保証なし中古車」ということになります。この保証なし中古車がどれくらい危険なのかということを解説していきましょう。トラブルに巻き込まれたくなかったら必見!!

中古車だとほぼ確実に発生する故障

ディーラーから直接購入するような「新古車」とは違い、カーセンサーで中古車を購入する場合には通常「しっかりと中古車」ですよね(しっかりと、って表現もどうかと思いますが)。5年以上製造から時間が経っているとか、すでに数万キロ走っているとかっていうことになると、中古車市場で購入した直後に故障などによる不具合で車が動かなくなってしまっても何の不思議もありません。

カーセンサーで安く30万円で車を買うことができた!・・・のに、翌月に故障が発生して修理費用が20万円かかった、ということになれば結果的には50万円の中古車を購入したのとほぼ同じことになります。こういった時に保証がついている中古車であれば修理や交換が無償になるんですが・・・。

そもそも、即不具合が発生するということは、その時点でまだ無事だったパーツも遅かれ早かれ同じ運命になることでしょう。

保証がない=品質に自信がない

カーセンサーに登録された中古車の場合には必ず当てはまるというわけではないのですが、中古車販売店側で品質に自信がある車だったら普通は保証をつけてきますよね?「中身のパーツのチェックも整備もちゃんとやっていますよ」っていう証拠になるわけですから。

逆に保証をつけていない・・・という中古車販売店だと、決められた整備が行われているかどうか不安になってしまいます。ウチで販売している中古車は壊れやすいので保証がつけられません、と言っているようなものです。

いや、朝起きてエンジンをかけたら動かない、という程度だったら別にいいんですよ?良くないけど。せいぜい仕事とかに遅刻するとかその程度の話ですから。その程度では済まないこともあるけど。自分でお金を払って修理すればいいだけの話ですから。

怖いのは、その「保証がない=品質がない」車を運転している真っ最中に不具合や故障が発生すること。・・・ね?どういうことだかわかりますよね?文字通り生きるか死ぬかの目に遭うことを考えたら、販売店が品質に自信を持てない車を買うのはリスクが高い、いや高過ぎると言えるのでは。

カーセンサーアフター保証には重要書類が必要

カーセンサーアフター保証の場合には、中古車の状態・品質担保のために「カーセンサー認定(車両品質評価書)」「法定点検記録簿」が揃っている中古車でないと加入することができません。また、13年経過している国産車・輸入車、走行距離13万キロ以上の国産車(輸入車の場合には走行距離7万キロ以上)は加入不可能です。

それなりに状態が良くないとカーセンサーアフター保証には加入できない・・・つまり保証がついていないということは車の状態がイマイチだという可能性が高いですね。もちろん状態が良い中古車で保証に加入していないまま販売されているものもあるでしょうが、私達普通の一般人では状態が良いか悪いかわかりませんし、そこを見破る暇があるなら最初っから保証付きで販売している中古車を買えば良いわけですし。

保証付きだと価格が高いのでは?と思うかもしれませんが

そういったわけで、私個人としてはカーセンサーで中古車を買う場合には保証なし車は全くオススメしておりません。これっぽっちもオススメしておりません。保証付き・あるいは後からでも付けられる車が結局は安全です。

「でも、保証付き中古車だとその分価格も高いのでは?」と思うかもしれませんが、上で説明した通り購入してすぐ故障したら結局は高く付きますよ。そんでもって運転中に故障して事故って死んだら高く付くどころの話ではないですよ・・・ということをよく考えて中古車の検討をしてください!お願いします!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次